「懸魚」って何て読むか分かりますか?
(けんぎょ)とも読みますが、あまり一般的ではありません。
(かけうお)ではありません。
「魚」(さかな)を「懸ける」と書きますが、「掛魚」とも書きます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「懸魚」の読み方のヒントは?
主に神社や仏閣で見ることができます。
屋根を見ると、三角形の部分の真下に飾りがありますよね!
「妻飾り」と呼ばれるものですが、主に魚の形をしたものを「懸魚」と言います。
何と読むか分かりましたか?
「懸魚」の読み方、正解は……
正解は……
「げぎょ」
です!
火除けのおまじないとして取り付けるようになったと言われています。
水に強い魚を飾ることで、木造建築を火災から守ることができると考えられていました。
水をかけるという意味で魚の身代わりを懸ける、「懸魚」と呼ぶようになったようです。
中央の目立つ位置に飾られたものを「拝懸魚」、左右の下側にあるものを「下懸魚」と呼びます。
形も様々なものがあり「蕪懸魚」(かぶらげぎょ)「猪目懸魚」(いのめげぎょ)「梅鉢懸魚」(うめばちげぎょ)「三花懸魚」(みつはなげぎょ)があります。
神社や仏閣に行った時は「懸魚」にも注目してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ABOUT ME