「庫裏」って何て読むか分かりますか?
(こり)ではありません。
(くらうら)ではありません。
「庫」は「金庫」(きんこ)「車庫」(しゃこ)「文庫」(ぶんこ)などのように「庫」(こ)という読み方がありますが、(こ)とは読みません。
「裏」は「裏面」(りめん)「表裏」(ひょうり)のように(り)と読むのが正解です。
「庫」の読み方がわかれば、正解がわかります!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「庫裏」の読み方のヒントは?
寺院の僧侶が居住する場所のことです。また、食事の用意をする寺院の台所のことを言います。
「庫裡」とも書きます。
僧侶が集まる場所を「伽藍」(がらん)と言いますので、寺院にはいくつかの「伽藍」があり、居住するスペースを「庫裏」と呼びます。
現在は僧侶が修行するスペースを「伽藍」と呼び、台所を含む居住スペースを「庫裏」と呼ぶところも多いようです。
何と読むか分かりましたか?
「庫裏」の読み方、正解は……
正解は……
「くり」
です!
お寺の住職の奥様を「お庫裏さん」と呼ぶところもあるようです。
しかし、仏教は元々僧侶が結婚することは禁じられていました。
結婚が許されたのは、日本で誕生した浄土真宗が初めてです。
日本以外の仏教は僧侶が結婚する習慣がないようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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