漢字読み講座

「烏兎」ってなんて読む? (とりうさぎ)ではありません!

烏兎」と書いて、なんと読むか分かりますか?

烏と兎で「烏兎」ですが、ちょっとなじみがない言葉かもしれません。

「烏」はよく見ると「鳥」ではありません。

「烏」は(からす)と読むのがヒントでしょうか。

さて、では「烏兎」はなんと読むでしょうか?

「烏兎」読み方のヒントは?

中国では太陽の中に烏が住んでおり、月に兎(うさぎ)が住んでいる伝説があり、太陽と月という意味があります。

他にも年月の事を指しており、月日が経つことが早い様子を「烏兎匆匆」と言ったりします。

匆匆は、(そうそう)と読み、慌て急ぐという意味です。

「烏兎匆匆」は慌ただしく、あっという間に年月が経ったという意味で使います。

烏はからすのこと、兎はうさぎのこと。

干支では兎の事を(う)といいますが、(とりう)でもありません。

「烏兎」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇」です。

もっというと「う〇」です。

想像の読み方とは逆になっているかもしれません。

「烏兎」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「うと」

です!

 

なんとなくイメージで(とう)のような気がしますが、正しくは(うと)です。

ぜひ、覚えておきましょう。

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