今回は「只管」「盡す」「蕪」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「只管」
「只管」読み方のヒントは?
「只管」読み方のもうひとつのヒントは?
「只管」の読み方、正解は・・・
2問目はこの漢字!「盡す」
はい、もういきなり読めません。
我儘を言わせてもらうと、辞典で調べたいくらい。そんな「我儘」の「儘」に似ているから「まます」?くらいしか思いつきません・・・。
あるいは、「臭い物に蓋をする」の「蓋」にも似ているから、「ふたす」??
ここまで手も足も出ない問題なら、もうヒントを見るしかありません!
「盡す」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇す」の3文字です。
ヒント② これは「尽」と同じ意味を持ちます。
ヒント③ 最初の文字は「つ」です。
「盡す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つくす」です!
え?「つくす」って「尽くす」じゃないの?と思ったあなたは正解です!
「盡」という漢字は、「尽」の旧字体であり、人名に使われるときの漢字でもあります。
意味は「すべて使い果たす」「なくなる」というもので、「尽」と同じなので音読みにしても「じん」になります。
ここで面白いところは、旧字体で表しただけなのに「尽くす」⇒「盡くす」とはならずに、「盡す」と送り仮名の使い方が違うところなので、使うときは気をつけましょう!
最後はこの漢字!「蕪」
「蕪」の読み方をご存知でしょうか?
草冠がついているので、植物でしょうか…
「なし」はもちろん、不正解です。
漢字検定準1級レベルの難読漢字。
さて、あなたには読めますか?
「蕪」の読み方のヒントはこちら
- 野菜の名前です
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
- 関西地域では「〇〇〇」の3文字で呼ばれることも
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね
「蕪」の読み方!正解は!?
正解は「かぶ」です!
ヒントで紹介したように、主に関西地域では、3文字で「かぶら」と読む場合もあります。
最近はスーパーへ行っても、野菜売り場の商品札に漢字が使われることが減りました。
身近な野菜でも、漢字で書かれると「何それ?」となることが多いですね。
かぶは冬~春の野菜で、俳句では冬の季語として使われるため、俳句を詠まれる方はすぐに正解が分かったかも知れません。
かぶはビタミンCやカリウム、食物繊維などの栄養が豊富な野菜です。
また、かぶの葉の方には、ビタミンB₂、β-カロテン、カルシウム、葉酸などが豊富に含まれるので、葉も捨てずに食べることをオススメします!