今日の難読漢字は、
「鮟鱇」
「彌猴桃」
「青玉」
の3問です。
美味しい物や綺麗な物を表す漢字ですよ!
目次
難読漢字、最初の1文字は「鮟鱇」
「鮟鱇」・・・画数が多過ぎて、パッと見たら黒いかたまりに見えてしまうほど!? 何を表す漢字なのか見当もつかないという人も多いかもしれません。 それでもあきらめないでください! 最後までお読みいただけたら、読み方が分かってスッキリするはずです。 それではさっそくいきましょう!
「鮟鱇」の読み方のヒントは・・・?
「鮟鱇」の読み方のヒントです。
まずはじっくり漢字を見ると、2文字とも「魚へん」が付いていることが分かります。
つまり!「鮟鱇」は魚の名前を表しているのです。
魚へんを取ってみると「安」「康」ですね。
続けて読んでみると、ある魚の名前が出てきますよ・・・
「鮟鱇」の読み方の答えは・・・
正解は、「アンコウ」でした!
魚へんを取ると「安」「康」で「アン・コウ」になりますよね。
鮟鱇(あんこう)は、食べられない部位が無いと言われている魚です。
特にあん肝は、「海のフォアグラ」とも呼ばれてまさに絶品!
鮟鱇(アンコウ)と言えば頭に光をぶら下げて魚をおびき寄せるのが特徴ですよね。
ところが有名なチョウチンアンコウのほかに、カエルアンコウやシダアンコウなど頭に発光器をもたないアンコウもいるんですよ。
お次の難読漢字は、「彌猴桃」
「桃」や「葡萄」、「柿」や「林檎」など、漢字で書き表すフルーツはたくさんあります。
ただ、「彌猴桃」なんてフルーツは見たことも聞いたことも無い珍しい品種なのかも!?
・・・いいえ、誰でも1度は食べたことのある人気のフルーツの名前です。
何と読むのか分かればスッキリしますよ!
「彌猴桃」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
- 原産国はニュージーランドと思われがちですが、実は中国!
- 日本では、愛媛県が生産量ナンバーワン。
- 果肉の色は、緑色や黄色。
- カタカナで〇〇〇の3文字です。
さあ、分かりましたか?
「彌猴桃」の読み方の答えは・・・
正解は、「キウイ」でした!
ヒントにもあった通り、キウイの原産国は中国です。
「彌猴桃」の「彌猴」は、「マカク」と呼ばれる中国のアカゲザルの名前です。
「彌猴(マカク)」がキウイを好んで食べたことから、「彌猴桃」という漢字になったのです。
中国で生まれたキウイですが、生育のための気候条件がより適していたニュージーランドで盛んに栽培されるようになります。
ニュージーランドでの呼び方は、国鳥でもある「キウィ」に姿が似ていることから「キウイ」とつけられたんですよ。
ビタミンCやビタミンE、食物繊維が豊富なキウイは、レモン以上のビタミンCが含まれているので、積極的に食べたいものですね。
難読漢字、最終問題は「青玉」
「青玉」・・・その名の通り、「青い玉」のこと?
そうとしか思えないこの漢字ですが、実はある宝石を表す漢字なんですよ。
何と読むのか?
どんな宝石なのか?
さっそく見ていきましょう!
「青玉」の読み方のヒントは・・・?
「青玉」は、「せいぎょく」とも読むある宝石の名前です。
その宝石のヒントです!
- 9月の誕生石です。
- 神からモーゼが与えられた十戒はこの石に刻まれていたという言い伝えがあり、神聖な石として知られています。
- その名の通り、青い色が美しい宝石です。
- ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、アレキサンドライトと合わせて「五大宝石」と称されています。
とてもメジャーな宝石のようですね。
青い宝石というのが大ヒントですよ!
「青玉」の読み方の答えは・・・
正解は、「サファイア」でした!
サファイアは、「青色」を表すラテン語「sapphirus」やギリシャ語「sappherios」に由来しています。
深い青色が美しく、王族や聖職者の着る式服の装飾にも使われてきた歴史のあるサファイア。
「青玉」と書かれるくらい青色のイメージが強いですが、実は紫やピンク、オレンジや黄色、緑色などカラーバリエーションは多彩です。
そして青色以外のサファイアは「ファンシーサファイア」と呼ばれています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!