今回のお題は「涎」「復習う」「唆す」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「涎」
身近な単語でも、いざ漢字にしてみるとなかなか読むことができないものがあります。
今回ご紹介する「涎」もその一つ。
なんだか読めそうで読めない漢字ですよね。
あなたはこの漢字を読むことができますか?
「涎」の読み方のヒントは?
分泌液の一種です。
老若男女問わず油断すると出てしまうものです。
おいしそうなものを見た時にも「涎が出る」とよく言います。
寝ている時、もしかしたら「涎」が垂れてしまっているかも?
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
よだれ
でした!
大人になっても寝ていてついつい涎が垂れてしまうシーンが時々あります。
気をつけないといけませんね。
それにしても、漢字にしてみると案外「よだれ」とは読むことが出来ないのではないでしょうか。
こうした身近な単語こそ漢字表記を知っておくとどこかで役に立つかもしれませんね。
ぜひ今回の記事でご紹介した漢字を覚えておいてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「復習う」
「復習う」
つい「ふくしゅう」と読んでしまいそうですが「復習」には送り仮名はありませんよね。
「習う(ならう)」ならばわかるけれど「復習う」と書いてあると、読み方が全く浮かんでこないかもしれません。
「復習う」読み方のヒントは?
ヒントは、教えられたことを繰り返して確認・練習することを表す言葉です。つまり「復習(ふくしゅう)」と同じ意味で使われます。
類語は
「温習」
「反復する」などが挙げられます。
「復習う」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さらう」
です!
「お稽古のお復習いしましょう」
「今日覚えたことを復習う習慣をつけましょう」
などのように使います。
「復習う」と同じ意味で「浚う」という漢字を使う場合もあります。
この「さらう」は井戸の底に溜まってしまうゴミなどを取りさる行動を表す言葉でした。このように繰り返し行うことで効果が現れることから「浚う」が復習するという意味でも使われるようになりました。
難しい漢字の読み方をご紹介しましたが、しっかりお復習いすると身について活用できるので頑張りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
最後はこの漢字!「唆す」
今回の「唆す」は、ズバリ悪い意味の言葉です!
「教唆」とか「示唆」という言葉にも使われる漢字になりますが、「教唆」は「自分では手を染めず、相手を操って犯罪行為をやらせる」というような意味があります・・・。
めちゃくちゃ悪い奴ですやん・・・。
そんな悪~い漢字ですが、送り仮名がつくとどんな読み方をするか分かりますか??
「唆す」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇す」の5文字です。
ヒント② 意味は「教唆」と同じです。
ヒント③ 最初の文字は「そ」です!
「唆す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そそのかす」です!
「唆す」とは、さきほども述べたとおり「教唆」と同じ意味を持つ悪い言葉です。
それもそのはず、「教唆」という言葉はなんと「刑法」に出てくる法律用語なんです。
その一方、「唆す」はニュアンスが少し柔らかいものとなっており、子供同士のいたずらだったり、母親が子供にお手伝いをしてもらうように「おだてる」レベルのものも含みます。
いずれにしても、自分でやらずに他人に何かをさせている人は、「指導」でない限り、ろくな結末にならないので注意するようにしましょうね!