今回のお題は「小女子」「被る」「希有」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「小女子」
「小さな女の子」と書く「小女子」。
とても可愛らしい言葉にも見えますね!
略語として考えるなら、「小学生の女子」でしょうかwww
女子高生に次ぐ、新たなトレンドワードな気がしてなりませんが、残念ながら「小学生の女子」のことではありません・・・。
では、この「小女子」という言葉は何と読むのでしょうか!?
「小女子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは魚の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ シラスに姿形が似ています。
「小女子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こうなご」です!
この「小女子」、実は地域によって呼び名が若干異なり、正式名称として「いかなご」と呼ぶところも多いようです。
特に有名なのは、いわき沖で獲れる「小女子」です。
春頃に漁が解禁となり、地元では水揚げされたばかりの新鮮な「小女子」が食べられるとあって、多くのお客さんで賑わいます。
「小女子」は、低カロリーでカルシウムやタンパク質が豊富な、まさにダイエット食品!
なんと成人が1日に必要なカルシウム500mgを、わずか100gの「小女子」で摂取できてしまう、スーパー食品なんです!
これはもう毎日食べるしかない!
2問目はこの漢字!「被る」
「被る」
これ、何と読むかわかりますか?
「被害」などでよく見かける漢字ですが、
送り仮名がついています。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「被る」読み方のヒント!
実はこの「被る」、2つの読み方があるんです。
1つはとっても読みやすい「かぶる」。
「帽子を被る」「布団を被る」など
よく使う言葉ですよね。
問題はもう1つの読み方。
意味合いも似ているのですが、
「かぶる」が実際の物に付随して使われることが多いのに対し、
もう1つの「被る」は目に見えないものに付随して使われることが多いです。
さて、読めるでしょうか?
「被る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「こうむる」
です!
「被る」は
人から行為や恩恵を受けることを表す言葉。
「恩恵を被る」「ご愛顧を被る」などの用例があります。
また、災いを身に受けることも表し、
「損害を被る」「迷惑を被る」などは聞き覚えのある方がいるはず。
ちなみに「被害を被る」という言葉もよく使われるのですが、
「頭痛が痛い」のように同じ意味の言葉を重ねているため、
本来は避けるべき使い方です。
「かぶる」と「こうむる」
2つの読み方を知っていれば、文章をより理解できます。
よく見かける文字なので、ぜひ覚えておいてくださいね!
最後はこの漢字!「希有」
「希有」って何て読むか分かりますか?
(きゆう)ではありません。
(きう)も違います。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「希有」の読み方のヒントは?
意味は、「めったにないこと」を表します。
「稀有」とも書くことができます。
例文①:彼女は「希有」な才能の持ち主だ
例文②:昔の電話はダイヤル式だったが、今では「希有」なものだ
などがあります。
ほとんどの場合、ポジティブな意味で使われます。
何と読むか分かりましたか?
「希有」の読み方、正解は……
正解は……
「けう」
です!
ちなみに、「希有金属」と表記するときは、(きゆう)と読むことがあります。
「希有」は「杞憂」(きゆう)と混同してしまうことがありますので、気を付けましょう。
「杞憂」の意味は「心配しなくていいことを心配すること」です。
例:杞憂に終わる
というふうに使います。
「希有」と「杞憂」は意味も使い方も全く違いますので、混同しないように注意しましょう。
あなたがもし「希有」なものを手に入れたら、誰かに盗まれやしないかと「杞憂」してしまうかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!