今回は「束子」「釣果」「終日」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「束子」
「束子」
「花束」「書類の束」などで使う「束」という漢字と子供の「子」でなんと読むかわかりますか?もしかしたら「たばこ」と読んでしまった人がいるかもしれません。
「束子」読み方のヒントは?
ヒントは、昔はどこの家にもあった汚れを落とす時に使う物の名前です。最近はもしかすると置いていないご家庭もあるかもしれません。
名前の前に「スチール」とか「アクリル」「亀の子」とつく場合があります。もうおわかりですね?
「束子」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たわし」
です!
束子はもともと、藁(わら)やシュロ(ヤシ科の常緑高木)の毛を束ねてつくっていました。
束子の語源には諸説ありますが、束ねたものという意味で「たばし」と呼ばれていたものが、時代とともに変化して「たはし」となり、現在の「たわし」になったという説が有力です。
今でも方言で「たばし」と呼ぶ地域もありますが、むしろ昔ながらの呼び方といえるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2問目はこの漢字!「釣果」
「釣果」は何と読むかご存知でしょうか?
「釣」という字がはいっているので「つりか」やと読んでしまいそうですが、間違いです。
釣りによく行く方なら、簡単にわかるかも知れませんね。
さて、あなたは読むことができますか?
「釣果」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇〇」の4文字です
- 「今日の釣果は20匹です!」のように使います
- 釣り用語です
以上3つのヒントで考えてみてください。
「釣果」の読み方!正解は!?
正解は「ちょうか」です!
釣果という漢字から想像はつきますが、意味は釣りの成果のこと。
釣の字を「ちょう」と読むのは、知らない人にはちょっと想像の域を超えていますね。
同じ読み方をする漢字に「釣鉤(ちょうこう)」があります。
釣鉤とは釣り針のことで、釣果と同じく釣り用語ですが、いずれもなかなかの難読漢字。
「今日は20匹つれたよ」と言うよりも「今日の釣果は20匹」と表現した方がプロっぽくてかっこいいですね。
ただし、釣果が少ない時に使うと、逆効果かも…
最後はこの漢字!「終日」
難読漢字クイズです。
「終日」という漢字、読むことができますか?
「なんだ、簡単な問題じゃん」と思われたでしょうか。
ではもう少し問題を難しくしましょう。
「終日」の「しゅうじつ」以外の読み方がわかりますか?
ぱっと分かったら、かなり漢字に関する知識をお持ちだと思います。
それでは考えてみましょう。
「終日」の読み方のヒントは?
「しゅうじつ」ではない読み方であっても、「一日中、朝から夜まで」という意味は同じです。
主に古語として使われた読みで、与謝蕪村の句で使われたのが代表的な例です。
「春の海 ○○○○のたり のたりかな」
ピンときましたでしょうか?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
ひねもす
でした!
与謝蕪村のこの句は江戸時代に詠まれたものですが、現代の私たちの感性でも春の海の穏やかな様子が思い浮かびますね。
日頃忙しい方もたまには終日リラックスしてみても良いのではないでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました!