今日の難解漢字は、
「甘藍」
「割烹」
「三行半」
「鑿」
「癪」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「甘藍」です!
- 2 「甘藍」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「甘藍」の読み方の正解は・・・・?
- 4 2つ目の漢字は「割烹」です!
- 5 「割烹」読み方のヒントは?
- 6 「割烹」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「割烹」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「三行半」です!
- 9 「三行半」読み方のヒントは?
- 10 「三行半」読み方のもうひとつのヒントは?
- 11 「三行半」の読み方、正解は・・・
- 12 4つ目の漢字は「鑿」です!
- 13 「鑿」の読み方のヒントはこちら
- 14 「鑿」の読み方!正解は!?
- 15 5つ目の漢字は「癪」です!
- 16 「癪」の読み方のヒントは?
- 17 「癪」読み方のもうひとつのヒントは?
- 18 「癇癪」の読み方、正解は・・・
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「甘藍」です!
「甘藍」という漢字、かなり難問です。
漢字を別々にして読むと、「甘い藍(あい)」となってすごい素敵な響きがするんですが、残念ながら愛のメッセージではありません。
普段はカタカナで表記されるもので、まず目にすることがないこの漢字。
もしかして、昔からある八百屋さんでは表記されているかも!?
「甘藍」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは野菜の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇ツ」の4文字です。
ヒント③ レタスと外観は似ています。
「甘藍」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「キャベツ」です!
「キャベツ」といえば、誰もが知っている野菜の一つ。
漢字では「甘藍」と書き、「かんらん」と読むのも正解です。
そんな「キャベツ」は、アブラナ科の多年草ということで、まさに草というか葉っぱの集合体。
もともとは薬草の一種として、紀元前にヨーロッパで栽培されていたのが起源となっていて、なんと「世界最古の野菜の一つ」とも言われるくらい、輝かしい歴史のある野菜なんです。
栄養をたっぷり含んだ「甘藍」、今日の晩御飯は回鍋肉に決まりです!
2つ目の漢字は「割烹」です!
和食が出てくる高級そうなお店に、よく「割烹」と書いてあります。
若い子はあまり使わないかもしれません。
どちらかというと、サラリーマンなどが接待で使うイメージです。
さて、「割烹」と書いてなんと読むでしょう?
「割烹」読み方のヒントは?
包丁などで肉や魚を割いて烹る(にる)ことから割烹という名前が付きました。
日本料理という意味で合ってます。
板前さんが居て、会席料理、懐石料理、精進料理などを出してくれる場所です。
座敷ではなく、カウンターやテーブル席になっており、
直接板前さんが好みを聞いてくれるのが特徴です。
「割烹」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
割烹着とか言いますよね!
ちなみに割烹着は女性の言い方で、男性のものは割烹服というのだとか。
さあ、もうわかりましたか?
「割烹」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かっぽう」
です!
割烹料理のお店は、板前さんが好みを聞いて即席で美味しい物を作ってくれます。
しかし、なんだかお値段も聞けない雰囲気です。
財布に余裕のある時に行ってみたいですね!
3つ目の漢字は「三行半」です!
三行の半分と書いて、「三行半」。
しかし、そのまま(さんぎょうはん)とは読みません。
今は、妻が夫に突きつけることの方が多いような気もしますが、
江戸時代では、夫から妻へ突きつけるものだったのだとか。
さて、なんと読むか分かりますか?
「三行半」読み方のヒントは?
江戸時代には、離婚届けなるものが存在しなかったため、
離婚の原因と妻の再婚を許可する離縁状が、だいたい三行と半分であったため、
そのまま三行半と呼ばれていました。
今では、相手の事を見切る、見捨てる、愛想をつかすという意味で使われています。
また、婚姻関係だけでなく恋人同士でも同じように
「三行半をつきつける」と言います。
男女ともにあまり、調子に乗っていると離縁されてしまいますよね。
「三行半」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「三行半」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「みくだりはん」
です!
親子や友達に使うというよりも、男女の仲で使う言葉です。
三行半を突きつけられたら、ほぼ修正は不可能です。
気を付けましょう!
4つ目の漢字は「鑿」です!
「鑿」の読み方をご存じでしょうか?
「金」と「業」に似た字が使われていますが「きん」や「ごう」と読むのは間違いです。
画数が多いため、字が小さいと何が書かれているのかわからなくなりそうですね。
漢字検定1級レベルの超難読漢字です。
さて、あなたには読むことができますか?
「鑿」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です。
- 木や石などに穴を空けたり、溝を掘ったりするのに使う工具。
- 石屋から鑿の音が聞こえてくる。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「鑿」の読み方!正解は!?
正解は「ノミ」です!
本当に複雑な漢字で、画数はなんと28画もあります。
画数が多すぎて読みにくいせいもあり、ほとんどの場合「ノミ」「のみ」などと書かれています。
ノミは、なんと石器時代から原型があるといわれていますよ。
現代のノミは鉄でできていますが、かつては青銅でした。
近年では電動工具があるためノミが使われる機会が減りましたが、それでも細かい仕事には今でもノミが欠かせないようです。
5つ目の漢字は「癪」です!
「癪」と書いて、なんとよむかわかりますか?
漢字で書くと、わかりにくいかもしれませんがよく使われている言葉です。
昔は原因のわからない腹痛の事を「癪」と呼んでいたのだとか。
そのため、今でも言いようのない不快感の事を「癪に障る」なんて言ったり。
よく使うのは怒った時に「癪だ!」と使います。
さて「癪」と書いて、なんと読むでしょうか?
「癪」の読み方のヒントは?
昔は胸の痛みから生理痛まで、すべての腹痛を「癪」と呼んでいたのだそう。
差し込むような痛みの事を指しており、今でも「持病の癪が……。」なんて言い訳がありますね。
最近では「癪なので仕返しをする」など、痛みよりも怒りに対して使われています。
癪にさわり過ぎて「癇癪」を起こす人も!?
「癪」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「癇癪」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しゃく」
です!
ちなみに癇癪は(かんしゃく)です。
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!