今回のお題は「駝鳥」「寒蝉」「骨牌」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「駝鳥」
「駝鳥」の読み方をご存じでしょうか?
「馬」と「鳥」で「ばどり」と読むのは、もちろん間違いです。
馬偏に「它」という字がついていますよ。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「駝鳥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 鳥類では最速で走ることができます
- 鳥類で最大の大きさです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「駝鳥」の読み方!正解は!?
正解は「ダチョウ」です!
普段はカタカナで書くことが多いのですが、漢字表記も知っている方が意外に多かったかも知れません。
「駝鳥(ダチョウ)」と「駱駝(ラクダ)」の「駝(ダ)」は同じ漢字を使います。
これは、ダチョウの姿がラクダに似ているからだそうですよ。
北アフリカの砂漠に多く生息するダチョウは、大きさが2メートル以上といいますから、近くで見たら圧倒されそうですね。
ダチョウは足が発達していて、なんと時速70キロメートルで走ることができます。
2問目はこの漢字!「寒蝉」
「寒蝉」の読み方をご存じでしょうか?
「かんぜみ」や「かんせん」とも読めますが、もっと耳慣れた読み方が存在します。
誰もがきっと耳にしたことがある、あの名前ですよ。
さて、あなたには正解がわかりますか?
「寒蝉」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字
- 蝉の一種です
- 夏の終わりから秋口にかけて鳴きます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「寒蝉」の読み方!正解は!?
正解は「ツクツクボウシ」です!
「かんぜみ」や「かんせん」とも読めると冒頭でお話ししましたが、これらは「秋に鳴くセミ」という意味になります。
「ツクツクボウシ」も秋に鳴くセミなので「寒蝉」と書くようになったのですね。
ちなみに「寒蝉」と書いて、同じく秋のセミの一種である「ヒグラシ」と読むこともできますが、「ヒグラシ」は「蜩」と書くのが一般的です。
また、「ツクツクボウシ」は「ツクツクホウシ」「オーシンツク」などと呼ばれることもあります。
最後はこの漢字!「骨牌」
「骨牌」の読み方をご存じでしょうか?
見たまま「こっぱい」と読むこともできますが…
誰でも知っている、あのゲームの名前です。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「骨牌」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- ポルトガルから伝来したゲームです
- 「〇〇〇取り」と呼ばれることも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「骨牌」の読み方!正解は!?
正解は「カルタ」です!
カルタとは、ばくちやゲームに使う絵や文字が書かれたカードのことをいいます。
「カルタ取り」と呼ばれることもありますね。
子供の頃、お正月になるとカルタを楽しんだという方は、多いのではないでしょうか。
「歌留多」や「加留多」と表記されることもあり、いずれも「カルタ」と読みます。
「歌留多」「加留多」と書くのは、ポルトガル語の「carta」をそのまま漢字にしたものです。
また「骨牌(こっぱい)」は、漢語が由来となっています。