漢字読み講座

「慚愧」って何て読む?普段の生活でも使える言葉です!【使い方要注意!】

「慚愧

これ、何と読むかわかりますか?

 

「斬る」「鬼」が使われて、

ちょっと怖い印象を与えるこの漢字。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「慚愧」読み方のヒント!

 

「慚愧」は、もとは仏教用語。

ただし「鬼を斬る!」という意味ではありません!

 

読み方は「斬」の音読みがわかれば簡単なのですが…

 

さて、読めたでしょうか?

 

「慚愧」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ざんき

です!

 

「慚愧」は、

「見苦しさや過ちを反省し、深く恥じること」を表す言葉です。

 

「見栄を張るためだけに彼女へ嘘をついてしまい、慚愧の念にかられる」

というように、反省の色が濃く、とても後悔している様子を表します。

 

漢字だけを見ると、なんだか冷徹で残虐なことのように感じてしまいますよね。

ですが実際は、反省の弁を述べる時に使える言葉です。

 

もちろんビジネス上でも使えますよ!

 

「私の準備不足でプレゼンに失敗し、慚愧に堪えません。」

「会社の起こした不祥事については慚愧の至りです。」

など、反省と恥が入り混じる状態の時に使えます。

 

もちろん、こんな言葉を使わないような暮らしや仕事が一番ですが、

覚えておくときっと役立つ「慚愧」。

 

しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク