今回のお題は「標す」「肋肉」「肉刺」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「標す」
「標す」の読み方をご存じでしょうか?
「標」は「標示(ひょうじ)」や「標語(ひょうご)」の「ひょう」ですが、「ひょうす」ではありません。
「標」という漢字の意味を考えると、正解がわかるかも…
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「標す」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇す」の3文字
- 目印をつけるという意味です
- 「山の頂上に到達の証を標す」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「標す」の読み方!正解は?
正解は「しるす」です!
一般には「印す(しるす)」と書く方が多い印象ですね。
意味はヒントで紹介したように「目印をつける」ことです。
「しるす」には多くの漢字表記がありますが、それぞれ使い方が異なるので注意が必要です。
以下は、漢字表記と使い方の例になります。
- 印す、標す:目印をつけること(例 北極への到達を~す)
- 記す、識す、誌す:文字や文章に書きとめる、よく覚えておく(例 日記に~す、喜びを胸に~す)
- 銘す:石碑や器具に刻む(例 石碑に名を~す)
2問目はこの漢字!「肋肉」
「肋肉」の読み方をご存じでしょうか?
「肋骨(ろっこつ)」の「ろく」なので「ろくにく」か「ろっにく」?
「肋骨(あばらぼね)」の「あばら」なので「あばらにく」?
どちらも間違いです…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「肋肉」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- お肉のパックに書いてある、あの読み方ですよ
- お肉屋さんで「豚〇〇〇〇を300グラムください」などと言います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「肋肉」の読み方!正解は!?
正解は「ばらにく」です!
スーパーのお肉のパックにはよく「バラ肉」や「ばら肉」と書かれていますよね。
バラ肉とは「あばら骨まわりの肉」のことです。
皮と赤身、脂身が3つの層になっているため、三枚肉とも呼ばれています。
韓国料理のサムギョプサルには豚バラ肉が使わるなど、大人気の部位です。
また、牛バラ肉の焼肉やビーフカレー、ポトフなども人気がありますね。
最後はこの漢字!「肉刺」
「肉刺」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「にくさし」「にくし」ですが、もちろん間違いです。
と言われても、では何と読めばよいのか悩んでしまいますよね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「肉刺」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
- 手や足にできると、いや~なアレ
- まず水ぶくれができて、その後つぶれて固くなります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「肉刺」の読み方!正解は!?
正解は「まめ」です!
子供のころ、鉄棒の練習をしていたら手にまめができてしまって、痛い思いをした方は多いでしょう。
最初は水ぶくれができて、その後水ぶくれがつぶれて固いまめになりますよね。
まめは医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)と呼ばれ、皮膚に摩擦などの刺激が加わってできる水疱のことをいいます。
ちなみに、靴擦れができる原理も同じです。
まめができると細菌感染を起こしやすいので、水ぶくれが破けないように注意しましょう。