今回のお題は「御用達」「家鴨」「河岸」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「御用達」
お歳暮のシーズン、お世話になったあの人に贈るものはいったい何にしよう・・・。
日頃、お世話になっている人や大切な人に贈り物をするときは、いつもよりもちょっと高い品物を選びますよね!
そういうときは、スーパーではなくデパートの地下にある食品売場や化粧品売場に足を運ぶと思いますが、そんな少し高い商品には決まって「〇〇御用達」の文字があるはず!
そんな「御用達」、読み方は「ごようたつ」ではありませんよ!
「御用達」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 「ごようたつ」の読み方はかなり惜しいです!
ヒント③ 「お達し」と同じ読み方です。
「御用達」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ごようたし」です!
「御用達」とは、「宮中・官庁などへ用品を納めること」を言います。
よく時代劇などで、警察の役割をしている役人の「御用だ!、御用だ!」なんてセリフがありますが、この「御用」は「お上」や「官庁」という意味があり、今で言えば「公権力がある警察だぞ!」といった感じでしょうか。
その「御用」である「お上」「官庁」にお届けする商品ということで「御用達」と呼ばれるようになりました。
「宮内庁御用達」と付いた商品なら、誰に贈っても喜ばれるお歳暮間違いなしです!
2問目はこの漢字!「家鴨」
日常生活ではひらがな・カタカナで表記されることが多く、漢字になると読み方がわからない言葉って意外と多いですよね。
特に、動物の名前にはそんな言葉が多く、
「家鴨」
もそのひとつです。
そのまま「いえがも」と読んでしまったあなた!間違いですよ!
「家鴨」読み方のヒントは?
ヒントは、「家」「鴨」をそれぞれ分けて考えてみてください。
「鴨」という漢字を使っている通り、カモ科の鳥類です。
鳥類ですが空を飛ぶことはできず、不格好な姿で歩きます。
また「家」という漢字の通り、家で飼われていることが多いです。
「家」で飼われている「鴨」といえば…?
最後にとっておきのヒント!
「あ」から始まる、ひらがな3文字の言葉です。
もうわかりましたね?
「家鴨」の読み方、正解は…
正解は……
「あひる」
です!
野生のマガモを飼いならして家禽(かきん)としたことから「家鴨」と表記されるようになったのだとか。
普段ひらがなで書かれている漢字を、サッと読めたらかっこいいですよね!
最後はこの漢字!「河岸」
どちらも小学校低学年で習う漢字ですが、意外にも読めなくてがっかり・・・。
大人になってからこういうレベルの漢字を読むシチュエーションって意外にあるものですが、間違えると本当に恥ずかしいですよね。
「河」は「かわ」、「岸」は「きし」だから「かわぎし」。
はい、もちろん正解!
ですが、今回は難読漢字ということで出題していますので、ぜひ「かわぎし」以外の読み方にチャレンジしてみてください!
「河岸」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 「かわぎし」の読み方に似ています。
ヒント③ 「魚河岸」という言葉がありますよね!
「河岸」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かし」です!
「かし」の他にも、「かがん」とも読みます。
「河岸」とは、そのままの意味ですが「河川や運河の岸にできた、港や船着場」のことです。
単体で「河岸」という言葉はあまり見ませんが、「魚河岸」など他の言葉と組み合わさったものは日常的にもよく見かけますね。
ちなみに「魚河岸」とは、「魚介類を取り扱う市場や市場のある地名」のことをいいます。
日本各地にある「魚河岸」ですが、江戸時代の頃から発展してきたところが多く、観光地としても親しまれていますね!