漢字読み講座

「泥む」ってなんて読む? (どろむ)ではありません!?

「泥む」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(どろむ)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「泥む」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇む」となります。

あまり日常的に使う言葉ではありませんが、音楽の歌詞や俳句などでは時々耳にするかもしれません。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「泥む」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「な」です。

この言葉は「とどこおる」や「はかどらない」という意味の動詞です。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「泥む」の読み方、正解は・・・

 

 

 

 

正解は・・・

「なずむ」

です!

この言葉を使った一番有名なフレーズはやはり、海援隊の「贈る言葉」の歌い出しでしょう。

「暮れなずむ」とは、日が暮れる状態がなかなか進まない、つまり日が暮れそうでなかなか暮れない状態

を意味します。全然意味も分からず歌ってましたね。

他にも「気にして心から去らない」といった意味もあります。どちらにしても、泥がもつドロドロして

まとわりついてくるイメージをそのまま残していますね。

物理的にも精神的にも、停滞して進まない、とらわれている状況がうまく表現されている言葉だと感じます。

あなたが泥んでしまっているものは何でしょうか?

出典:コトバンク