「玉響」
これ、何と読むかわかりますか?
音楽用語?何かの宝石?なんて考えてしまったら、
もうそれは不正解!
さあ、あなたは何と読みましたか?
「玉響」読み方のヒント!
「玉響」は、言葉の響きとしては聞いたことがあるはず。
元は古語に使われている言葉ですが、川端康成の短編小説のタイトルにもなっています。
読み方のヒントは、「玉」はそのままの読みでOK。
「響」のほうが曲者で、2文字の読みなのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「玉響」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「たまゆら」
です!
「玉響」は、
「ほんのしばらくの間」「一瞬」「かすか」などの意味の古語です!
方丈記にも「たまゆらも心を休むべき」という言葉が出てくるほど、
古くから使われている言葉なんですよ。
語源は、勾玉が触れ合ってたてるかすかな音のことを「玉響」と言ったそうで、
音が一瞬しかならない様子が転じて「ほんの一瞬」という意味になったのだとか。
ちなみに川端康成の『たまゆら』は短編のほかに、
NHK朝の連続テレビ小説の5作目として、
川端康成が初めてテレビ用に書き下ろした脚本としても知られています。
単なる古語かと思いきや、実は文学史にも残す言葉の「玉響」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
ABOUT ME