今回のお題は「水馬」「副える」「蝶番」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「水馬」
こういう漢字の構成自体がシンプルな難読漢字が一番難しいと思うのは、私だけではないはず。
「水と馬」というとてもシンプルな字なだけに、その意味も発音も選択肢が限られてしまい、推測するのが難しい・・・。
ちなみに、やはりこれは意味や音からくる読み方ではありませんのであしからず。
さあ、ヒントを見て正解にたどり付けるでしょうか!??
「水馬」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇ボ」の4文字です。
ヒント➁ 「馬」のイメージはまったくありません。
ヒント③ 水の上をすーいすい!
「水馬」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アメンボ」です!
「アメンボ」といえば、どこの池にも必ずいるといっていい、水面をすーいすい泳いでいるアイツ。
足が4本しかないようなイメージですが、種別としては昆虫になります。
また、この「アメンボ」を表す言葉は、他にも「ミズグモ」や「スイバ」、漢字としては「飴棒」とも書くこともあります。
名称の由来は、「飴のような臭いを発する、棒状の生き物」ということで「アメボウ→アメンボ」なんだそうです。
私はずっと、「アメンボ」って「雨が降った後に生まれる生き物」だから「雨ん坊」かと思っていました・・・。
2問目はこの漢字!「副える」
「副」という漢字は、主役に付き添ったり、助けたりする、そんな意味がありますよね。
副リーダー、副校長、副委員長・・・など。
主役じゃないけれど、この人がいないと始まらない。
そんな漢字の「副」ですが、これに送り仮名の「える」が付くと何と読むのでしょうか?
陰ながら重責をまっとうしている「副」に、今こそスポットライトを当てましょう!
「副える」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 意味は、漢字と同じ「主役を支える」、「主役と一緒にいる」です。
ヒント➁ 「つけ加わる」というような意味もあります。
ヒント③ 「〇える」の1文字です。
「副える」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そえる」です!
「そえる」というと、「お供え(おそなえ)」という漢字の方が思い浮かびますが、主役を補佐するような意味合いを正しく伝えているのは「副える」ですね。
まさに主役に付き添って、いつもお供として傍らにいる、副リーダーや副校長などの言葉がぴったりです。
また、「副反応」や「副産物」という言葉からも分かるとおり、「副える」には「何かを付け加える」というニュアンスもありますので、覚えてしまいましょう!
最後はこの漢字!「蝶番」
「蝶番」って、「蝶(ちょう)」と「番(ばん)」で「ちょうばん」としか読めない!
他の読み方なんて思いつかない!という人も多いのではないでしょうか?
でも残念。「ちょうばん」ではないんです・・・
「蝶番」の読み方のヒントは・・・?
読み方はずばり、ひらがなで「ちょう〇〇〇」です。
「蝶番」の「蝶」はそのまま「ちょう」と読むんですね。
問題は、「番」の読み方だと言う訳です!
そしてもう1つヒントです。
「蝶番」は、誰の家にも使われている、ある「金具」です。
もう分かりましたか?
「蝶番」の読み方の答えは・・・
正解は、「ちょうつがい」でした!
「蝶番(ちょうつがい)」と聞いても、どんな金具なのか分からないという方もいるかもしれませんね。
蝶番は、開き戸や箱のふたを開閉できるようにするための金具です。
中央に芯があって、左右にパタパタ動く金具が付いている形状が、本当に蝶のようなことから「蝶番」の名前が付きました。
「番」という漢字は、「順番」「〇番目」などという「ばん」の他に、2つ合わせて1対になる「番(つがい)」という意味・読み方も持っているんです。
自宅のドアなどを見てみて「蝶番(ちょうつがい)」を探してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!