「鞣す」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(じゅうす)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「鞣す」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇す」となります。
ある動詞で、かなり限定された動作を表しています。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「鞣す」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「な」です。
漢字に革が入っていることから、革に関係する言葉です。
さらに柔らかいという漢字も入っていますね。
革を柔らかく…?
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「鞣す」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「なめす」
です!
鞣すとはどういうことなのか、ご存知ですか?
辞書をひくと「毛皮の毛を取り、脂肪を除いて、柔らかくすること」と書かれています。
これだとだから何なのかよく分からないですよね。
私が一番なるほど!と納得できたのが、「動物の皮(皮膚)を、素材としての革にすること」 です。
ただの皮が、バッグや服の材料となる革にする技術が「なめし」なんですね。
実際の加工は、毛を取って脂肪を取って終わりではなく、実際は薬品につけたり 乾かしたりといった手順を経て、そのままでは腐ってしまう「皮」が、 破けづらく柔らかい「革」になるんですね。
出典:コトバンク