「鯑」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(きす)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「鯑」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある食べ物の名前です。
他の表記もあり、そちらのほうが一般的に目にすることが多いです。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「鯑」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「か」です。
ある魚の卵の名前です。
特にお正月などに食べる機会が多いかもしれませんね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「鯑」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「かずのこ」
です!
鯑よりも「数の子」と表記するほうが馴染み深いでしょうか。
かずのこはニシンの卵で、粒が多いことから「数の多い子」が元になって 数の子となったそうです。
子孫繁栄を願った縁起物としておせち料理や 結婚披露宴などで並ぶことが多いですね。
ポリポリとした食感がたまらない、非常に美味しい食品です。
またニシン自体が昔はカドと呼ばれており、カドの子が変化して かずのこになった、という説もあるようです。
卵のかずのこも非常においしいですが、親のニシンを甘露煮して そばにのせたニシンそばも寒い日にはたまらない絶品です。
出典:コトバンク