今日の難読漢字は
「屯」
「飃」
「椒」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「屯」
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。 人が集まる、といった意味の言葉です。
最初の一文字目は「た」です。 使い方としては先のヒントの意味だと「屯する」のように使います。 よくコンビニの前で若者が集まってる状況などに使うことが 多いイメージですね。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「屯」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たむろ」
です!
屯は一文字で「たむろ」と読み、人などが一箇所に寄り集まったり、 群がっている様子を表します。 ヒントにも書きましたが、よくコンビニの前で若者が集まって、 ちょっと入りづらいな~というときがありますよね。 あそこはヤンキーがたむろしてるからな~と、ちょっと足が遠のいて、 他のお店に向かうこともあったりしますよね。なのでただ集まっているという よりも悪いイメージのある言葉ですが、 屯田兵や駐屯地という言葉もある通り、元々は兵士が集まった部隊や 兵士が集まる場所を指し、特に悪い意味はないそうです。
2つ目は「飃」
ヒントは全体で5文字、「〇〇〇〇〇」となります。 漢字の中に風があることから、ある風の名前です。
最初の一文字目は「つ」です。 風にも色々種類がありますが、こちらは突風の一種で、 強めの部類になりますね。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「飃」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つむじかぜ」
です!
つむじかぜは、地表の近くで上昇気流が発生し、 渦巻状に立ち上る突風の一種です。 つむじかぜは他にも旋風や辻風と表記し、特に旋風のほうは その業界に大型新人が登場した際など、新しい風を吹き込んだという どちらかというと好意的な意味で「旋風を巻き起こす」などと言われますね。 似たような言葉で「疾風怒濤」とありますが、こちらはとにかく激しさを 表現し、激しく強い風と荒れ狂う波という意味で、風だけではないことに注意です。 最近だと将棋界の藤井聡太さんや、野球界では大谷翔平さんなど、 事実は小説よりも奇なりを体現する旋風が巻き起こっていますね。 次はどんな新しい風が吹くのか、とても楽しみです。
最後の難読漢字は「椒」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある食べ物の名前です。普段食べることはあまりなく、 ちょっといいお店で目にしたりする、という人が多いのではないかと思います。
最初の一文字目は「は」です。 赤くて長細く、焼き魚に添えられることが多いです。 和食が好きな人ならピンとくるかもしれませんね。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「椒」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はじかみ」
です!
はじかみは葉生姜の一種で、料亭で出てくる料理のあしらいとして 添えられていることが多い食べ物です。 見たことはあるけど名前は知らなかった!という方も少なくないのでは ないでしょうか。 甘酢で漬けられているため、ひとくちかじると生姜由来のピリッとした辛味と、 調味液の甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、とてもさっぱりしますね。 脂っこい焼き魚や肉料理にもぴったりで、個人的には紅生姜の高級版だと 思っています。今まで避けていた方も、次はぜひメインの料理の合間に ひとくちかじってみてくださいね。