漢字読み講座

「憖っか」は読めそうにない!?「愁える」や「慰める」と似ているけれど・・・?

想・思・愁・悪・慰・恐・・・

漢字の下部に「心」がついた「したごころ」という部首を持つ漢字はたくさんあります。

でも、「憖」という漢字は見覚えが無いという方も多いのではないでしょうか?

パッと見ると「愁える(うれえる)」と似ていますが、よく見ると違いますね。

しかも送り仮名が「憖っか」・・・

これは何と読むのか、かなりの難問!

この機会に覚えましょう!

「憖っか」の読み方のヒントは・・・?

「憖っか」の読み方はずばり、ひらがなで「〇〇〇っか」の5文字です!

さらなるヒントは、「憖っか」の例文を紹介します。

「彼は憖っかな知識をひけらかす」

憖っか手を出して失敗してしまった」

憖っか首を突っ込んだばかりに大変な目に合った」

「体調が悪かったのに憖っか行かなければよかった」

・・・どうですか?

例文を読んでピンときた人もいるかもしれませんね。

「憖っか」の読み方の答えは・・・

 

 

 

 

正解は、「なまじっか」でした!

「憖(なまじ)っか」は、次のような意味をもつ言葉です。

  1. 中途半端なさま。
  2. 無理にしようとするさま。
  3. むしろしない方がいいさま。

漢字は読めなくても会話の中で使っている人も多い言葉ですよね。

漢字もこの機会に覚えてしまいましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

出典:コトバンク