今日の難解漢字は、
「椚」
「脛」
「汎用」
「踵」
「窄む」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「椚」です!
木へんに「門」と書く漢字1文字の「椚」。
成り立ちはとてもシンプルで、いかにも「木製の門のようなもの」を表している感じがしますね。
でも、門や扉などのように木を使って作った何かではありません。
「もん」と「き」で「モンキー」な漢字、いったい何と読む??
「椚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 樹液も出て、カブトムシが集まります!
ヒント➁ 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント③ この木から落ちるのは「ドングリ」です。
「椚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「クヌギ」です!
「クヌギ」といえば、いわゆる森や山に自生している「ザ・木」。
一般的に誰もが思う雑木林を形成している代表的な木でもあり、男の子にとってはカブトムシやクワガタを捕ることができる、ありがたい存在ですね!
また、「クヌギ」といえばやっぱり「ドングリ」。
このドングリも、小動物のエサになるだけでなく、子どもたちは見つけたら絶対拾ってしまう魅力を秘めた「ザ・木の実」でもありますね。
子どもにも小動物にも昆虫にも愛される、それが「椚」です!
2つ目の漢字は「脛」です!
なんとなくですが、こういう字って身体のパーツで使われるイメージがありますよね!
「へそ」、「ひじ」、「ひざ」とか、そういう感じ・・・www
確かに、今回の漢字は「身体のパーツ」で正解です!
でも最大のヒントをもらったところで、候補となる身体の部分はいっぱいあって、どれが正解か分からないのが正直なところだと思います。
あえて言うなら「月へんがつく身体シリーズ」でしょうか。
ヒントを参考に、パーツを絞っていって正解にたどり着きましょう!
「脛」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 骨が出ていて、当たると痛いです。
ヒント③ あの弁慶でさえ、ここは弱いとされています。
「脛」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「すね」です!
「すね」と言えば、膝(ひざ)と足首の間にある、ぶつけたらめちゃくちゃ痛いあの部分のことですね。
何かに当たると非常に痛いことから、「弁慶の泣き所」なんて呼ばれるくらい、人間にとって弱点とも言える部分になります。
そのため、スポーツ競技などでは「脛当て」をつけて試合をするくらい、守るべき部分なんですが、空手をはじめとした格闘技ではいかにこの部分を鍛えるかが重要なんだそうです。
テレビなどで練習風景を見ることがありますが、彼らはバットや硬い棒などで「脛」を叩いて鍛えたりしていて、見ているこちら側が悲鳴を上げてしまうほど・・・。
「脛」を鍛えれば、弁慶よりも強いってこと!?
3つ目の漢字は「汎用」です!
「汎用」って何て読む?と聞かれて、「ぼんよう」だと思った方が多いのではないでしょうか?
でも、それは間違いなんです・・・
「ぼんよう」だと思った方は、「凡庸」と勘違いしているのではないでしょうか。
「汎用」をネットで検索すると、第2検索ワードに「凡庸(ぼんよう)との違い」が候補に上がってくるほど、「汎用」と「凡庸」は混同しやすい漢字のようです。
「汎用」の読み方や意味、「凡庸」との違いについても説明していきます!
「汎用」の読み方のヒントは・・・?
- ひらがなで「〇〇よう」の4文字です。
- 読み方も「ぼんよう」ととても似ています!
さあ、なんて読むか分かりましたか?
「汎用」の読み方の答えは・・・
正解は、「はんよう」でした!
「汎用(はんよう)」と「凡庸(ぼんよう)」、漢字も読み方も本当に似ていますよね。
「汎用(はんよう)」と「凡庸(ぼんよう)」の意味の違いとは
「汎用(はんよう)」とは、「いろいろな用途で用いること」という意味があります。
「この製品は、汎用性が高い」などと言う使い方をされます。
一方の「凡庸(ぼんよう)」とは、「優れた点や取り柄が無く、平凡なこと」という意味です。
「彼の作品はどれも凡庸だ」などと使われます。
似ている漢字ですが、意味は違うので気を付けましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
4つ目の漢字は「踵」です!
「踵」って読めますか?
複雑で画数も多い漢字に見えますが、よく見れば「足へん」に「重」ですね。
「足へん」ということで、「くるぶし」や「あぐら」だと勘違いしている人もいるのではないでしょうか・・・?
でも残念!違うんです。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「踵」の読み方のヒントは・・・?
「くるぶし」や「あぐら」ではないものの、「足へん」が付くことからも「足」に関係ある言葉だというのが最大のヒント!
「あし」には「足」と「脚」の2種類の漢字がありますが、「脚」は太ももの付け根から下全体、「足」は足首から下を指すのはご存知ですか?
「足へん」ということは、足首より下にある部分を指している可能性が大!
そして読み方はひらがなで「〇〇〇」の3文字ですよ。
さあ、もう分かりましたか?
「踵」の読み方の答えは・・・
正解は、「かかと」でした!
「重」という漢字には、「上から下に向かって感じる重さ」という意味があります。
「踵(かかと)」の漢字は「足」プラス「重」で、「足の体重がかかる部分」を意味した漢字になっています。
ちなみに「くるぶし」は「踝」、「あぐら」は「胡坐」と書きます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「窄む」です!
「窄む」という漢字を見た時、「搾る(しぼる)」を連想した人も多いのではないでしょうか?
でも、「窄む」には「搾る」の「てへん」が付いていませんよね・・・
意味の上では似ている言葉かもしれません!
さっそく見ていきましょう。
「窄む」の読み方のヒントは・・・?
ヒントはズバリ、「窄」という漢字の意味!
「窄」という漢字には次のような意味があります。
- せまい。心がせまい。
- せまる。せばまる。
- 細くなる。小さくなる。
読み方は、ひらがなで「〇〇む」の3文字です。
分かりましたか?
「窄む」の読み方の答えは・・・
正解は、「すぼむ」でした!
「窄む」は、次のような意味がある言葉です。
- 小さくなること。縮むこと。⇒(例)風船が窄む。
- 先に向かって次第に小さく、細くなっていくこと。⇒(例)口の窄んだ容器。
- 勢いなどが弱くなること。⇒(例)応援の声がだんだん窄んでいった。
特に③のように「だんだん勢いが弱くなっていくこと」と言う意味で使われる言葉に「しりすぼみ」がありますよね。
この「しりすぼみ」、漢字で書くと「尻窄み」なんですよ!
尻(終わり・おしまい)に行くにつれて、勢いが窄んでいくという意味です。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!