今日の難解漢字は、
「金団」
「孔球」
「労わる」
「擂粉木」
「拘る」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「金団」です!
そのまま読むと「きんだん」ですね。意外にも、近からず遠からずといったところです。
団は「塊」という意味もありますので、「金の塊」で、おめでたい雰囲気はすごくありそうですね!
さて、何と読むのでしょうか?
「金団」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 食べ物の名前。メジャーなものだと「栗」が最初につきます。
ヒント➁ お正月に食べることが多い、甘くて黄色いあれです!
おせち料理で黄色のものと言えば、限られてきますね。
おめでたい食べ物のようですが、さあ、正解は何でしょうか?
「金団」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「きんとん」です!
「金団」は、「金の団子(だんご)」または、「金の布団(ふとん)」という言葉から転じて、お金や小判などに例えられて商売繁盛や金運をもたらすものとのとして、お正月のおせち料理で出るようになったものです。
定番としては、餡に栗やサツマイモなどを材料にしたものですが、紅芋や紫芋などで作った金色ではないものも、とっても甘くて美味しいので作ってみてはいかがでしょうか?
2つ目の漢字は「孔球」です!
「孔球」という漢字をみると、孔子の「孔」に「球」ですね。
となると、孔子のような偉人が持っている球(玉)ですから、すごい価値のある宝石か、ありがたい言葉が刻まれた玉のようなものでしょうか。
音読みにすれば「こうきゅう」、果たしてこのありがたい「球」は何と読むのでしょうか。
ちなみに、かなり難しいのでヒントを参考にすることをおすすめします!
「孔球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ これはスポーツの名前です。
ヒント③ 「孔」ではなく「ドライバー」を使います。
「孔球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゴルフ」です!
「ゴルフ」は、小さなボールをクラブやドライバーで打ち、はるか遠くにあるカップという穴に入れるスポーツのことですね。
この「ゴルフ」はスコットランド語であり、漢字にすると「孔球」と表記します。
マスターズなどを見ていて思うのは、「孔球」の世界でも外国人選手が上位を占めていてなかなか日本人は仲間入りできないのが残念なところですね。
「孔子の球」である以上、いつか中国や日本などのアジア圏のプレーヤーで覇権を争って欲しいものです。
3つ目の漢字は「労わる」です!
「労働」や「苦労」など、「労」という漢字には、仕事や役割を果たすというイメージがありますよね。
「力」という漢字が一部になっているのも、いかにも働いている感じがします。
漢字自体は簡単な部類に入るであろう「労」ですが、「労わる」と書くととたんに読み方があやふや・・・
そんな人も多いのではないでしょうか?
さっそく読み方を見ていきましょう!
「労わる」の読み方のヒントは・・・?
労働すると、疲れますよね・・・
その時にねぎらってもらったり、慰労してもらえたりしたら嬉しいものです。
ずばり、そんな時に使われるのが「労わる」です!
例えば、「後輩を労わる」「選手を労わる」など・・・
病人や弱い立場の者に同情をもって接する時にも就く合われる言葉で、「病人を労わる」なんて使い方もします。
読み方は、ひらがなで「〇〇わる」の2文字ですよ!
「労わる」の読み方の答えは・・・
正解は、「いたわる」でした!
ちなみに、「労(いた)わる」とよく似た「労う」もあるのでご注意を。
「労う」と書いて、「労(ねぎら)う」と読みます。
「労わる」も「労う」も、どちらもしてもらえたら嬉しい言葉ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「擂粉木」です!
「擂粉木」
これ、何と読むかわかりますか?
見たことや使ったことのある、身近なものなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「擂粉木」読み方のヒント!
「擂粉木」は身近なもの、と先に書きました。
ヒントとして、これがどこにあるのかお教えします。
ご家庭だとキッチンにあります!!
ないご家庭もありますが、
お家以外でも見かけたことあるはず。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「擂粉木」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「すりこぎ」
です!
「擂粉木」は、
「すり鉢で物をするときに使う棒」のこと。
すり鉢と擂粉木がセットであるご家庭もあるはず。
100円ショップなどでも簡単に手に入るものですし、
ミニサイズの擂粉木は、トンカツ屋さんでゴマをするときに使いますよね。
単なる「棒」と呼ばれていたり、
「めん棒」と勘違いしている人も多い道具です。
また、擂粉木は使うに従って短くなる道具。
それが転じて「少しも進歩せず、かえって退歩する人をあざける悪口」
として使われることもあるんです。
なんだか不遇な立場にある道具ですが、
料理をする人にとっては必需品のひとつ!
よく使うのに漢字は知らなかった!という方も、
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!
5つ目の漢字は「拘る」です!
「拘束(こうそく)する」だとか「拘置所(こうちしょ)」だとか、「拘(こう)」という漢字は見かけることもあって読める人も多いはず。
ただ、「拘る」は何と読むのでしょうか?
もちろん「こうる」は不正解です・・・
日常的によく使う言葉なので、漢字も覚えておきましょう。
それではさっそくいきますよ!
「拘る」の読み方のヒントは・・・?
「拘る」は、日常的によく使われる言葉なんです。
そこで、例文が今回のヒント!
「あの人って、細かいことに拘るよね。」
「母親の料理がおいしいのは、出汁に拘るからだ。」
「彼がおしゃれ好きなのはいいんだけど、私の服装にまで拘るのは嫌なんだよね。」
・・・といった具合です。
いかがでしょうか?分かりましたか?
「拘る」の読み方の答えは・・・
正解は、「こだわる」でした!
「拘る(こだわる)」には、次のような意味があります。
- ちょっとしたことを必要以上に気にする。
- 妥協せず、とことん追求する。
- ひっかかったりつかえたりする。
- けちをつける。難癖をつける。
細かいことに拘る人は面倒な印象がありますが、とことん1つの事に拘る人はステキですよね。
あなたは何に拘っていますか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!