今回の難読漢字は「蛮夷」「遊説」「仄仄」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蛮夷」
「蛮夷」読み方のヒントは?
漢字自体は難しい感じではないものの、書くことはほとんどないんじゃないでしょうか?
書けない事はあっても、読めないとなるとまた話は別になってきます。
蛮は意外な所に使われており、
ひとつヒントを申し上げますと、人気の食べ物にも使われています。
「蛮夷」読み方のもうひとつのヒントは?
今の子は使いませんが、昔の時代は小学校の頃に女子が男子に言う言葉に含まれています。
女子なら必ず口にした事があるのではないでしょうか?
「もう、男子ったら〇〇人なんだから!」
夷の方は「い」と読みます。
もうお分かりになりましたでしょうか?
「蛮夷」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ばんい」
です!
えっ? と思った人、蛮夷の蛮は、チキン南蛮の蛮です!
女子が男子に言う言葉は
「もう、男子ったら野蛮人なんだから!」
です。
夷蛮戎狄(いばんじゅうてき)という四文字熟語があり、
その昔中国の都から遠く離れた四方の異民族のことを指している言葉です。
チキン南蛮も遠くから来た異民族の料理ということで、チキン南蛮という名前が付いたのだと予測されます。
さっとこの漢字が書けると、ちょっとカッコイイですよ!
2問目はこの漢字!「遊説」
「遊説」という言葉は、政治家と切っても切り離せない言葉。
なのに、その成り立ちをみると「遊びながら説明する」・・・。
なんだか「不誠実な政治家」が思い浮かんでしまいそうなこの言葉ですが、そのまま「ゆうぜつ」とは読みませんし、ましてや「遊びながら〇〇」ということでもありません。
でも、この「遊ぶ」という漢字が今回はキーポイントになります。
読み方はまだしも、その意味が分かれば「遊説」は「政界」、もとい「正解」できるはず!?
「遊説」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② 地方に練り歩くことを意味します。
ヒント③ 「遊」はそのまま「ゆう」で合っています。
「遊説」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆうぜい」です!
「遊説」とは、「意見や主張を説いて地方を歩くこと」です。
よく間違えられる読み方は「ゆうぜつ」がありますが、これは間違いですので正しく「ゆうぜい」と読めるようにしておきましょう。
「遊説」は、一般的に政治家が地方を回って選挙活動をするときに使われる言葉で、いろんな場所に自身の足で赴いて演説することを表します。
自分で歩くだけでなく、選挙カーに乗って手を振ることも立派な「遊説」ですので、次の選挙期間中はその声に耳を傾けてみませんか??
最後はこの漢字!「仄仄」
「仄仄」と書いてなんて読むかわかりますか?
「灰」という漢字に似ているので、(はいはい)ではありません。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「仄仄」の読み方のヒントは?
ほんのり心が温まるようなときに使う言葉です。
5歳の子供が、3歳の子供と手をつないで歩いている光景を見たときや、
一家だんらんを見たときなどに、
「仄仄とした光景だな~」
とか、
「仄仄した雰囲気だね」
と言ったりします。
また、可愛い動物と触れ合ったりすると、
「仄仄とした気持ちになる。」
というふうに表現します。
英語にすると、
「Heart warming」
ですね!
さあ、何と読むかわかったのではないでしょうか。
「仄仄」の読み方、正解は……
正解は……
「ほのぼの」
です!
空がほんのり明るくなるときにも使います。
「空が仄仄(ほのぼの)としてくる」という表現をします。
また、「仄」を使った漢字には、
それとなく言葉や態度で表そうとしている様子を表した
「仄めかす」(ほのめかす)
などがあります。
仄仄した雰囲気を持っている人は。周りを和ませてくれる存在です。
心を癒してくれる穏やかな人が多いのではないでしょうか。
そういう人とお話すると、心がぽかぽかしますね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!