今日の難読漢字は
「総帥」
「宥恕」
「謬見」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「総帥」!
「総帥」は、一見すると「そうし」と読んでしまいますよね。
ですが「そうし」という読み方は不正解です!
「総帥」の文字が「師」と似ているため、
間違えてしまいやすいのですが、
正しくは4文字「そう〇〇」と読みます!
さて、あなたは何と読みましたか?
「総帥」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「そうすい」
です!
「総帥」は、
「全軍を率いる総大将」を表した言葉です!
転じて「企業グループなどの大きな組織を率いる人」という意味でも使われます。
現在はこちらの使われ方が多いですね。
例文でいうと
「財閥の総帥が直接指示をするそうだ」
「悪の総帥が現れた」
などで使われます。
普段はなかなか使うことがないかもしれませんが、
ドラマ、アニメなどではよく使われます。
また、小説などでも比較的よく見かける漢字。
軍隊の総大将という意味から、
組織を牛耳っていて、誰も口出しができない存在…という意味まで含みます。
文脈や「総帥」と言われる人物の性格などによって、
意味合いが微妙に異なるので注意しましょう!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「宥恕」!
「宥恕」は、比較的堅い場面で使われる言葉です。
「御宥恕を請う」などで使われるのですが、
「恕」が何となく「怒」に似ているため
「ゆうど」と読んだり、ネガティブな意味合いに捉えられがち。
ですが、実際は違うのです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「宥恕」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ゆうじょ」
です!
「宥恕」は、
「寛大な心で許すこと」という意味の言葉です!
先に出した「御宥恕を請う」というのは
簡単に言うと「寛大な心で許してくれるようお願いする」と言う意味になります。
「怒」という感じに似ているので、
逆の意味に捉えられがちなので、読み方も含めてしっかり覚えておきましょう。
この漢字がよく使われるのは法律関連。
「宥恕措置がとられる」などの言葉が出てくることがあります。
示談書や嘆願書などでも使われるそうです。
こちらの使い方は、できれば見ることもお世話になることも無いようにしたいですね…
見慣れない言葉でも、きちんと読めればかっこいいですよね。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「謬見」!
「謬見」は、普通の生活をしているとなかなか出会わない漢字ですよね。
特に「謬」の文字は、画数も多く見慣れません。
この文字がなかなか厄介。
日本語とは思えない不思議な読み方なのです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「謬見」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「びゅうけん」
です!
「謬見」は、
「まちがった考えや見解」という意味の言葉です!
「時代錯誤な謬見を持っている」など、比較的堅めな文章で使われます。
この漢字自体に「あやまり」や「まちがい」という意味があるため、
「見解」などでもつかわれる「見」という文字と組み合わせて
「まちがった考え」という意味になったようですね。
謬見の意味の中には、勘違いや偏見、独断や錯覚などの
「独りよがりな偏った意見」という意味合いも内包します。
そのため、男女差別的な表現やヘイト表現なども
「謬見」の一種と言えますね。
そう考えると、かなり身近な言葉だと言えるのではないでしょうか。
教養として知っておいて損のない「謬見」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!