今日の難解漢字は、
「玻里非」
「鱲子」
「斡旋」
「女形」
「馬手」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「玻里非」です!
難読漢字クイズです。
今回は「国の名前」を当ててもらいます。
「玻里非」という漢字、読むことができますか?
ぱっと見でピンと来ない方も多いかもしれませんが、是非この機会にじっくり考えて見てくださいね。
それではヒントです。
「玻里非」の読み方のヒントは?
国名を漢字で表記する際、ほとんどの場合で音に合わせた当て字がなされます。
今回の「玻里非」も例に漏れず、国名の当て字となっています。
ただ、特に「玻」という漢字に馴染みがない方も少なくないかと思うので、この国に関するヒントを出します。
・南アメリカ大陸のほぼ真ん中にある国です。
・国旗は3色(赤、黄、緑)で構成されています。
・ウユニ塩湖という絶景スポットがあります。
お分かりになりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ボリビア
でした!
ボリビアの漢字表記は他にも「暮利比亜」「保里備屋」などたくさんあります。
略称は「波」や「暮」であることが多いです。
いつか行ってみたい国として人気のボリビア。
ぜひ漢字も覚えておいてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「鱲子」です!
「鱲子」って何て読むか分かりますか?
魚へんだから、魚に関する何かだと思いますよね?
そうです!魚を干して作った食べ物の名前です。
ひらがな4文字で表します。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「鱲子」の読み方のヒントは?
- ヒント①:乾物の一種です
- ヒント②:卵巣を使って作ります
- ヒント③:日本3大珍味の一つと言われています
- ヒント④:形が中国の「唐墨」に似ていることからこの名前が付きました
何と読むか分かりましたか?
「鱲子」の読み方、正解は……
正解は……
「からすみ」
です!
ボラの卵巣を塩漬けにし、圧搾して干したものを言います。
日本の三大珍味とは「からすみ」「このわた」「うに」です。
からすみは高級品として扱われています。
からすみが高級な理由として以下の3つです。
- おいしいボラの生息域が限られていて、大量に獲れないこと
- からすみに適したボラの卵巣が限定されていること
- かなり手間暇をかけて製造していること
ボラ以外にもサワラ・ブリなどの卵巣を使う場合もあります。
からすみは日本以外でもつくられており、ヨーロッパ・中東・アジアなどの世界各地で食べられています。
特にイタリアのからすみ「ボッタルガ」が有名です。
イタリアに行った際は、ぜひ食べてみたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
3つ目の漢字は「斡旋」です!
「斡旋」の読み方をご存じでしょうか?
「かんせん」と読むのは、もちろん間違い。
読みにくい漢字ですが、普段の会話で耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「斡旋」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 商売や交渉事などで両者の問題が速やかに解決できるように第三者が間に入ること
- 転職先を探すため、人材の斡旋会社に登録した
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「斡旋」の読み方!正解は!?
正解は「あっせん」です!
ヒントで紹介したように、「斡旋」とは交渉事などで第三者が両者の間に入って、問題解決を図ることです。
「斡旋」は主にビジネスシーンで多く使われる言葉で、就職の斡旋、不動産の斡旋、法律相談の斡旋など、社会には様々な斡旋が存在します。
「斡旋」と呼ぶと難しく感じますが、わかりやすく言うと「仲介」ということもできるでしょう。
他に「斡旋」の類義語には「紹介」「口添え」「世話」などがありますが、解決に向けた意思の強さがそれぞれ異なるため、使い分けには注意が必要だと言えます。
4つ目の漢字は「女形」です!
「女形」って何て読むか分かりますか?
(じょけい)ではありません。
(おんながた)は間違いではありません。
今回は、ひらがな3文字で表してください。
”○○○”
(めがた)でもありませんよ。
『進撃の巨人』で「めがたの巨人」が出てきますが、「女型」と書きます。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「女形」の読み方のヒントは?
「女形」には2つの意味があります。
- 歌舞伎において女性の役をする男性の役者のこと
- 女役の操り人形のこと
1の意味で使われるときは(おんながた)と読んでも正解です。
何と読むか分かりましたか?
「女形」の読み方、正解は……
正解は……
「おやま」
です!
女形(おやま)の語源は、江戸時代初期に人形浄瑠璃の女人形使いの名人小山次郎三郎という人物がいて、その人物が使う人形浄瑠璃のヒロインを「おやま」と呼ぶようになりました。
そして、だんだんと人形浄瑠璃の女人形を「おやま」と呼ぶようになり、人形浄瑠璃が歌舞伎に翻案されても、女役を「おやま」と呼ぶように定着したというのが有力な説のようです。
ヒロイン役は「立女形」(たておやま)と呼び、「若女形」(わかおやま)や「老女形」(ふけおやま)という呼び方もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
5つ目の漢字は「馬手」です!
「馬手」って何て読むか分かりますか?
(ばしゅ)と読む場合は「馬の世話をする人」や「厩舎に所属して馬の飼育をする人」という意味で使います。
(うまて)と読むときは「愛知県名古屋市中川区馬手町」という地名です。
(まて)も地名で「佐賀県神崎郡吉野ヶ里町乙ノ馬手」という住所があります。
今回は(ばしゅ)(うまて)(まて)以外の読み方を考えてみてください!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「馬手」の読み方のヒントは?
意味は「右手」です。
由来は「馬の手綱を持つ手」を表しています。
反対語は「弓手」(ゆんで)です。
由来は「弓を持つ方の手」から「左手」を意味します。
現代では右手といえば「箸を持つ手」ですよね!
何と読むか分かりましたか?
「馬手」の読み方、正解は……
正解は……
「めて」
です!
「手綱を握る」という言葉には「主導権を握る」という意味もあります。
家庭では夫と妻のどちらが手綱を握っていますか?
円満な家庭生活を送るためには手綱を握る方がいいのか、握られる方がいいのか……
仲睦まじい夫婦はバランスよく手綱を使っているのではないでしょうか?
各家庭でうまくいく方法を選択してくださいね!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。