漢字読み講座

「確と」「言伝」「牛尾魚」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「確と」「言伝」「牛尾魚」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「確と」

「確と」読み方のヒントは?

確(たし)かに? ではありません。

しかし意味は同じです。

確実に、完全に、充分に、しっかりと。

などが類義語になります。

「確と」読み方のもうひとつのヒントは?

テレビでよく使われる、言い切り型の言葉です。

確信を持っている時に使います。

真面目な番組や、国会中継など賢そうな人がよく使っているので、聞いたことのない人はまずいないのではないでしょうか?

ちなみに「かくと」でもありません。

「確と」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「しかと」

です!

 

答えを知ってしまえば、「聞いたことある!」「使った事ある!」と言う人も多いのでは?

使用例は

「確と、受け止めております。」

「確と、心得ました。」

「この目で確と見届ける。」

など、絶対的な安心感を与える時に使う言葉です。

時代劇などでも良く使われていますね。

 

普段使うなら、あなたの事を信用できなくて何度も確認を取りに来る人に向けて

「確と、承知した!」

と言うと、もううるさく言われなくなるかも知れませんね。

2問目はこの漢字!「言伝」

「言伝」の読言伝み方をご存知でしょうか?

まさか「ごんでん」と読んではいませんよね?

「言」も「伝」も小学校で習う簡単な漢字ですが、意外に難しいといえます。

さて、あなたには読むことができますか?

「言伝」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 意味は「人に言葉を取り次いでもらうこと」「伝え聞くこと」など
  3. 「〇〇さんに言伝をお伝えいただけますか?」のように使います

以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。

「言伝」の読み方!正解は!?

正解は「ことづて」です。

ヒントで紹介したように、人に言葉を取り次いでもらう時によく使います

たとえば、仕事で取引先に赴いた際に担当者が不在だった場合に「〇〇さんに言伝(ことづて)をお願いできますでしょうか?」のように使うことが多いでしょう。

また、もう一つの使い方は、直接聞いたのではなく伝え聞いた場合です。

「言伝(ことづて)に聞いたことなので、はっきりとはわかりませんが…」のような使い方をします。

「言伝(ことづて)」とよく似たことばに「ことづけ」があります。

「ことづけ」は、人に何かを頼む場合に使う言葉です。

たとえば「〇〇さんに買い物をことづけた」などですね。

非常に似ているので混同しやすいのですが、「言伝(ことづて)」は伝言を頼む場合の言葉で、何かを依頼する言葉ではないため注意しましょう。

最後はこの漢字!「牛尾魚」

「牛尾魚」と言われても、「牛尾」の部分しか目に入らず、一瞬で「牛テールの煮込みビーフシチュー」が頭に浮かんでしまいました・・・。

 

柔らかく煮込んであって、口に入れた途端ほろほろと崩れ落ちて・・・、と「牛テール」の話ではなく、「牛尾」+「魚」が今回の問題でしたね!

 

「魚」が最後につくので魚類であることは確かなようですが、「牛の尾」のような形をした魚って、思いつきますか??

 

「牛尾魚」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② お寿司のメニューとしても定番です!

ヒント③ 最初の文字は「し」です。

 

「牛尾魚」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「こち」です!

 

「牛尾魚」とは、「マゴチ」とか「メゴチ」と呼ばれる魚の総称のことで、海底の方にいる平べったい魚です。

 

普通の魚の形を、上からプレスして押しつぶしたような見た目をしていて、大きなひれがあるのが特徴です。

 

また、その身はとても美味しいので、刺身や天ぷら、唐揚げなど料理のバリエーションも豊な魚です。

さすが、「牛テール」の名は伊達じゃない!

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!