漢字読み講座

【今日の難読漢字】「魘される」「俯く」「浮腫む」「股引」「鋤焼」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「魘される」

「俯く」

「浮腫む」

「股引」

「鋤焼」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「魘される」です!

難読漢字のクイズです。

「魘される」という漢字、あなたは読めますか?

「厭(いや)」という漢字に似ていますが、「いやされる」ではありません。

読み方が分からなかった方はこの機会に是非覚えてくださいね。

「魘される」の読み方のヒントは?

意味としては「恐ろしい夢を見たりして、眠りながら苦しそうな声を上げること」というものが当てはまります。

あまりいい意味の言葉ではありませんね。

もう分かってしまったでしょうか?

正解は…

正解は…

うなされる

でした!

日常生活ではあまり漢字表記を目にすることはないので、初めてこの漢字を見た方も多いのではないでしょうか。

日常のストレスや生活習慣の乱れによって魘されてしまうことも多いようです。

忙しい日々の中でも適度に息抜きをして、快適に眠りたいものですね。

ちなみに、「熱にうなされる」というのは誤った表現です。

熱には「浮かされる」、悪夢には「魘される」。

ぜひ覚えておいてくださいね!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

2つ目の漢字は「俯く」です!

「俯く」と書いて、なんと読むか分かりますか?

俯き加減によっては、可愛く見えたりします。

よく間違う、(うなだれる)は「項垂れる」です!

反対の言葉で言えば「仰ぐ」(あおぐ)ですかね。

さて、「俯く」と書いてなんと読むでしょうか?

「俯く」読み方のヒントは?

子供が照れて、恥ずかし気に俯くのはとても可愛いですね。

好意を持っている子が、同じように恥ずかし気に俯くのも可愛く見えます。

恥ずかし気に俯くだけでなく、言葉に詰まって俯くこともあります。

俯いたまま黙っていると、「こっちを見ろ」「前を見ろ」などと怒られたりします。

都合が悪くなると、人は俯くようになっているのかも。

もちろん、動物が俯くこともあります。

小動物が俯いていると、眠いのかな? 何かあったのかな? となぜだか可愛く思えます。

「俯く」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇く」です!

さて、もうわかりましたか?

「俯く」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「うつむく」

です!

 

ぜひ、覚えておきましょう。

3つ目の漢字は「浮腫む」です!

「浮腫む」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(うきばむ)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?

 

「浮腫む」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「○○む」となります。
日常的な会話や文章でも使われる言葉です。とくに女性でこれに悩んでいる方、少なくないのではないでしょうか。
何か思い当たるものはあるでしょうか?

 

「浮腫む」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「む」です。
これは「体の中の余計な水分が溜まり、部分的に腫れたようになる」という意味の動詞です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

 

「浮腫む」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「むくむ」
です!

 

疲れたときや寝不足のとき、お酒を飲んだ翌日などなど、顔や手足がむくんでしまう方は
少なくないかと思います。
こういったむくみは、浮腫と書いて医学的には(ふしゅ)とも言います。
多くは運動や水分補給が十分でない場合に一時的になるものが多いようですが、
体内の塩分を排出するカリウムが効果的というお話もあります。
バナナやリンゴなどに含まれているので積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
また押してもなかなか戻らない場合や、全身に出てくるなどの重度のむくみは
迷わずお医者さんに相談するようにしましょう。

4つ目の漢字は「股引」です!

「股引

これ、何と読むかわかりますか?

 

どちらも馴染み深い漢字ですが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「股引」読み方のヒント!

 

「股引」は、とある物の名前です。

もちろん「またひき」とは読みませんよ!

 

ヒントは日本伝統の衣類で、

男性が持っていることが多い物です!

 

さて、読めたでしょうか?

 

「股引」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「ももひき

です!

 

「股引」は、

「腰からくるぶしまで、やや密着して覆うズボン」のことです。

 

おみこしを担ぐ人たちがボトムスとして着用している、

白いズボンを思い浮かべればわかりやすいと思います。

 

伝統的な衣類ではありますが、

安土桃山時代にポルトガルから伝わった

「カルサオ」という衣服が由来と言われています。

 

ところで「股引」といえば、

おじさんの下着や防寒具というイメージがありませんか?

「ラクダ色の股引と腹巻」みたいな…笑

 

コントなどでおじさん役の人が着用しているのは

「猿股」や「ステテコ」、「ズボン下」と呼ばれるもので、

厳密に言うと別物なのだとか!

 

股引は、お祭りで着るものと覚えておくと間違いなさそうですよ。

 

読み方も意味も、ちょっと誤解しがちな「股引」。

しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!

5つ目の漢字は「鋤焼」です!

「鋤焼」の読み方をご存じでしょうか?

「鋤」は「じょ」と読むことができるので「じょしょう」?

と読むのはもちろん間違いです。

では何と読むのが正しいか、あなたにはわかりますか?

「鋤焼」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. 牛肉と野菜を使った鍋料理といえば?
  3. 関東と関西で調理法が少し違います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「鋤焼」の読み方!正解は!?

正解は「すきやき」です!

ヒントの段階でほとんどの方がわかったかも知れませんね。

すき焼きの起源は、江戸時代までさかのぼります。

元は農具の鋤(すき)を使って肉や魚を焼いたことから「すき焼き」と呼ばれるようになったそうですよ。

ヒントで紹介したように関東と関西では調理法が少し異なり、関東は割り下で肉を煮込みますが、関西では最初に牛肉を焼いてから砂糖などの調味料を追加します。

どちらの調理法でもとっても美味しいすき焼きは、今や世界中で有名な日本料理だといえるでしょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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とにかく本が好きです!