今回のお題は「讒言」「住処」「承る」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「讒言」
「讒言」読み方のヒントは?
「讒」の字を見たことのある人はいないのではないでしょうか?
複雑怪奇な漢字ですが、一文字目の読みは”濁音”になります。
「讒言」の読み方、正解は…
「ざんげん」と読みます。
意味は「事実を曲げて目上に悪く言う」になります。
「言」がついているので、「何かを言う」ことは想像できたと思いますが、そんな複雑な意味なんだ…と驚かれたかもしれません。
そういう厄介な人、たまにいますよね。
なかなか狡猾で、悪巧みのにおいがする言葉です。
このような言葉が存在するということは、「事実を曲げて目上に悪く言う」ことがよく行われていた証拠でもあります。
こういったことが頻繁に行われている場所といえば…政治の世界ですね。
「讒言」は古来、政の場では日常茶飯事だったようです。
今の時代みたいにボイスレコーダーはありませんから、証拠もなしに、あることないこと告げ口の言い合いだったのかもしれません。たまったものではありませんね!
2問目はこの漢字!「住処」
「住む」に「処」と書いて「住処」はなんと読むか分かりますか?
そのまま(すむとことろ)と読むのは間違いですが、漢字のイメージは合っていると思います!
(じょうしょ)と読んでも正解ですが、もっとなじみのある読み方ができます。
さて、「住処」と書いてなんと読むでしょうか?
「住処」読み方のヒントは?
あまり自分では住処と使いません。
自分の居場所というよりは、人の住処の事を指すことが多いですね。
「鬼の住処」
なんて言葉もあります。
他にも「住処を突き止めた!」なんて探偵や刑事が使いそうです。
「住処」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「住処」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すみか」
です!
人に言う時に「私の住処」と使う人も居るかもしれませんが、
そこはあえて「私のお城」なんて言うのもいいかも知れませんね。
誰でも自分の住処は、大切な場所であることには変わりはありません。
自分の住処はちゃんと掃除しておきましょう!
最後はこの漢字!「承る」
「承る」と書いて、なんと読むかわかりますか?
漢字で書いているのを見るよりも、耳で聞く方が多い漢字です!
了承や承知、承認の「承」ですが、(しょう)とは読みません。
ヒントをいうと、漢字一文字なのにふりがなが多いです。
さて、「承る」と書いてなんと読むでしょうか?
「承る」読み方のヒントは?
よく使うのは仕事などで、目上の人の何かを引き受けるという意味で「承る」と使います。
他にも責任感のある仕事を引き受けた時に「大役を承る」など。
受けた以上は、やり遂げなければいけないので非常にプレッシャーですね!
生活の中でも、よく耳にするのは
「ご注文を承りました!」「ご予約を承りました!」です。
お店に予約したり、ピザなどの注文電話をすると必ず言われると思います。
なんとなく、読み方もわかったのではないでしょうか?
「承る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇る」です!
受けるという言葉の謙譲語です。
さあ、もうわかりましたか?
「承る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うけたまわる」
です!
書くときに「承わる」と送り仮名を書いてしまうという間違いも多いです。
ぜひ、覚えておきましょう。