今回のお題は「蟹行」「奨める」「諍い」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蟹行」
「蟹行」の読み方は、意外に難しいですね。
文字をパッと見た印象では、無数のカニがざわざわと行進している光景が目に浮かびます。
(あくまでも個人的な感想です)
さて、「蟹行」と書いて何と読むでしょうか?
もちろん「かにゆき」ではありません。
「蟹行」の読み方のヒントはこちら
- 読み方は4文字で「〇〇こう」と読みます。
- 同じ読み方の熟語に「蟹眼(〇〇がん)」という言葉もありますよ。
- 4文字熟語では「蟹行文字」という言葉もあります。
以上のヒントから考えてくださいね!
「蟹行」の読み方の正解は!?
正解は「かいこう」です。
蟹が這っていくことや、蟹のように横歩きすることを蟹行(かいこう)と呼びます。
ヒントに紹介した「蟹眼(かいがん)」は、蟹の眼に似た小さな泡がブクブクと立つ湯加減のことです。
また、「蟹行文字(かいおうもんじ)」は、欧米の横文字のことになります。
しかし現代では日本の文字も横に書くことが多くなり、半蟹行文字(?)になっていますね。
2問目はこの漢字!「奨める」
漢字単体の「奨」は、中国の方の名前でしか見たことがないですが、今回の問題は「奨める」です。
この漢字が使われる言葉といえば「推奨」や「奨励」、「勧奨」などがありますが、どれも「おすすめする、はげます」といった意味がありますね。
このあたりに正解の糸口がありそうですが、分かる人はヒントを見ないで回答することを「おすすめ」します!
「奨める」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇める」の4文字です。
ヒント② 意味は「推薦する」ことです。
ヒント③ 最初の文字は「す」です。
「奨める」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「すすめる」です!
「奨める」の意味は、「推奨」と同じ「メリットを挙げて相手にプレゼンすること」です。
テレビやYoutubeなど、いろんなメディア媒体でインプレッション動画がありますが、自分が人柱となって商品やサービスを体験し、良い点をまとめて相手に伝える行為が「奨める」といえるでしょう。
その点「奨める」は、悪い部分を伝えることは基本的にはしないので、街中で壺や絵画を「奨められる」ときは要注意ですよ!
最後はこの漢字!「諍い」
「諍い」の読み方をご存じでしょうか?
「争」という字に似ていますが「あらそい」と読むのは間違いですよ。
なかなか読みにくい漢字ですが、日常的に耳にする言葉です。
さて、あなたには読むことができますか?
「諍い」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇い」の4文字です。
- 意味は、言い争うこと。
- 小さな諍いを放置すると、やがて大きな問題に発展する
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「諍い」の読み方!正解は!?
正解は「いさかい」です!
「あらがい」と読むのも正解ですが、ほとんどの場合「いさかい」と読まれるようですね。
意味はヒントでも紹介したように「言い争うこと」です。
例文としては以下のようなものがあります。
- 彼とはつまらないことで諍いになって以来、会っていない。
- 夫婦間の小さな諍いは放っておくのが一番だ。
- 彼女とは相性が悪いらしく諍いが絶えない。
また、暴力が介入した場合には「諍い」とは言いません。
「諍い」とは、あくまでも口喧嘩や口論によるトラブルを指すので注意しましょう。