今回のお題は「境内」「集く」「塗す」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「境内」
境内と書いて、境界線の内という意味です。
なんとなく神秘的なこの言葉ですが、普段はあまり縁がない人も多いかと思います。
それでも行く事はあるであろう、神社やお寺に関係することです。
そして神聖な場所という意味でも使われます。
神社やお寺の「境内」と言えば……さて何と読むでしょう?
あなたは読めますか?
「境内」読み方のヒントは?
神社やお寺に行った時に、よく耳にしている言葉ではないでしょうか?
耳にはしているものの、漢字を読むとなったら話は変わってきますよね。
タイトルにもあるように、もちろん(きょうない)では変換されません。
でも、耳にはしたことがある言葉だと思います。
「境内」読み方のもうひとつのヒントは?
世代にもよりますが、アニメ一休さんでこの言葉が頻繁に出て来ていました。
一休さんはよく境内を掃除していました。
「境内」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けいだい」
です!
知ってたのに読めなかった!
と悔しい思いをしている人もいるのではないでしょうか?
神社やお寺によっては、山全体が境内になっている所もあり、広い範囲で使われます。
「境内で阻喪(そそう)をしたらバチが当たる!」
なんて子どもの頃、親に言われたことがありませんか?
神聖な場所であることには変わりがないので、これからも粗相のないようにしたいですね!
2問目はこの漢字!「集く」
「集く」の読み方をご存知でしょうか?
当然ですが「あつく」でも「しゅうく」でもありません…
「集」は頻繁に目にするありふれた漢字なのに、かなりの難読ですね。
さて、あなたには読めますか?
「集く」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇く」の3文字
- 意味は群れになって集まることです
- おもに、虫や鳥などの生き物が集まるさまを「集く」と表現します
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「集く」の読み方!正解は!?
正解は「すだく」です。
「集」には、「集まる(あつまる)」「集く(すだく)」「集う(つどう)」「集る(たかる)」などの読み方があり、いずれも人や生き物などが集まってくる様子を表す言葉です。
「集」の字の上の部分は「鳥」を表していて、下は「木」になっています。
「集く」という言葉は、木の上にたくさんの鳥が集まっている様子を表現しているのですね。
鳥から派生して、虫が集まって鳴く様子も「集く(すだく)」と表現します。
現代ではほとんど耳にしない言葉ではありますが、とても美しい日本語なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「塗す」
「塗す」と書いて、なんと読むかわかりますか?
「塗る」の(ぬ)でも、塗装の(と)でもありません。
でも絶対に聞いたことがあり、むしろ好んで「塗す」事も多い行動です。
読み方を聞けば、「よく塗してる!」と言う人も多いのでは?
さて、「塗す」と書いてなんと読むでしょうか?
「塗す」読み方のヒントは?
粉状の物を使って、物の表面にまんべんなく付着させることです。
天ぷらを作ったことがあるなら分かりますが、具材にてんぷら粉を付けて油に入れますよね?
具材にてんぷら粉を付けることを何と言いますか?
コロッケなんて、小麦粉、卵、パン粉と塗す工程が続きます。
おはぎやお餅などは、きなこを沢山塗したものが人気です。
なんとなく、何のことかわかりましたか?
「塗す」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇す」です。
さあ、もうわかりましたか?
「塗す」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まぶす」
です!
コロッケは具を作って、何度も塗す、揚げると工程が多いので面倒くさいけど、自分で作ったコロッケが一番美味しいですね!
ぜひ、覚えておきましょう。