今回のお題は「一縷」「消耗」「梭子魚」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「一縷」
「一縷」の「一」は(いち)という読み方で合っています。
実は「一縷」は気持ちを表せている言葉です。
そして他の言葉に言い変えると、最後の希望という意味です。
生活していくうえで、この緊張感が続くとストレスにもなり、そして適度な負荷にもなります。
実はよく使う事がある言葉ですが、間違って覚えている場合もあります。
「一縷」をあなたは読めますか?
「一縷」読み方のヒントは?
タイトルにもあるように、「いちまつ」ではありません。
しかし「いちまつ」と間違えて覚えている人が多いです。
そして「いちろ」でもありません。
「一縷」読み方のもうひとつのヒントは?
自分では精いっぱいやっているけど、奇跡が起こらない限り無理そうな時などに、
「いちまつの望み」にかけるのではないでしょうか?
しかし、本来いちまつの望みというのは不正解で
「一縷の望み」が正解になります。
意味はわかっても、読み方が想像できない人も多いかもしれません。
「一縷」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いちる」
です!
よく間違って覚えている人が多い、
「一抹の望み」は「一縷の望み」が正解です。
「一縷」の望みは、わずかな希望という意味の時に使うので
プラスの面で使われる言葉です。
一方で「一抹」は本来、不安などのマイナス面を表せる時に使う言葉です。
一抹の不安や、一抹の心配がいつまでも消えない。
といった場合に使います。
いつの間にか両方が混ざってしまい、間違って覚えてしまったと言う人は
今からでも覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「消耗」
「消耗」の正しい読み方をご存知でしょうか?
「しょうもう」と読んでも間違いではありませんが、実は慣用読みです。
慣用読みとは、間違えて読む人が余りにも多いため、認められた読み方。
「しょうもう」とは違う、本来の読み方が存在するのです。
では、本来の読み方は?
「消耗」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 読み方は「しょうもう」と一文字しか違いません
- 「心神耗弱」の「耗」は何と読むでしょう?
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「消耗」の読み方!正解は!?
正解は「しょうこう」です!
慣用読みである「しょうもう」が定着しているため、「しょうこう」という読み方があることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。
「耗」という字を「こう」と読むことはほとんどありませんが、たとえば、ヒントで紹介した「心神耗弱」は「しんしんこうじゃく」と読みますね。
とはいえ「消耗品」を「しょうこうひん」と正しく発音しても、おそらく伝わりにくいでしょう。
知識の1つとして、慣用読みではない本来の読み方を覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「梭子魚」
最後に「魚」の文字がついているので、魚類で間違いない今回の難読漢字。
「梭子魚」は普段あまり見かけませんが、お寿司屋さんや和食の料理人の方なら簡単かもしれませんね!
スーパーや魚屋さんでも売られていますが、一般的にはカタカナで表記されています。
あれこれ考えても仕方がないので、ヒントを見つつ、ここは一発「かまして」やりましょう!!
「梭子魚」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇す」の3文字です。
ヒント② 漢字1文字だと「魳」と書きます。
ヒント③ 口先がとんがっている魚です。
「梭子魚」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かます」です!
「梭子魚」とは、漢字1文字で「魳」と書く、「口先がとんがった魚」のことです。
海で泳いでいる姿を見ると、まるで魚雷のような見た目をしているのが特徴です。
イギリスなどでは釣りの対象である「バラクーダ」としても有名な魚ですね。
とても美味しい魚ではありますが、身が水っぽいため刺身としては食べられず、塩焼きか唐揚げとして出されるのが一般的です。
少し高級な和食料理屋に行って、「カマス」を食べてみたいザマス。