今回は「蕩ける」「箆」「径」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蕩ける」
難読漢字クイズのお時間です。
「蕩ける」という漢字、読むことができますか?
日常的に使う漢字ではないものの、なんとなくどこかで目にしたことがあるかもしれません。
ただ、ぱっと読み方を答えるのは難しいもの。
ヒントをお出しするので、ぜひ考えてみてください!
「蕩ける」の読み方のヒントは?
「蕩」はくさかんむりに「湯」の文字が加わったものですね。
そして「湯」を音読すると「トウ」と読みます(熱湯の「湯」など)。
残念ながら「蕩ける」は「トウける」ではないのですが、音は非常に近いです。
溶けたチーズに似合うこの言葉、もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
とろける
でした!
普段何気なく使っている言葉にもこんな漢字表記があるんですね。
普段はあまり使わないかもしれませんが、難読漢字として出題される頻度が高い漢字なので覚えておくと良いでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「箆」
難読漢字クイズです。
「箆」という漢字、読むことができますか?
「髭」という漢字にどことなく似ていますが、読み方は「ひげ」ではありません。
それでは考えてみましょう。
「箆」の読み方のヒントは?
「箆」は竹や木、プラスチックなどでできた平たい道具で、先端がややとがっています。
現代ではのりを練ったり、塗ったりする際に良く用いられます。
壁紙をDIYで貼る際には必須の道具です。
お分かりになりましたでしょうか…?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
へら
でした!
普段カタカナやひらがなで表記されることがほとんどですが、こんな漢字があったんですね。
「箆」のほかにも旧字体の「篦」で表記されることもあります。
近代の文学作品などでは時々登場するようですね。
この漢字を目にするどころか、日常生活でヘラを手にする場面はさほど多くないかとは思いますが、この漢字を読むことができれば漢字マスターには一歩近づくことができるかもしれません。
ぜひこの機会に読めるようにしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「径」
「径」と書いて、(けい)とも読みますが、
漢字クイズなのでもちろん(けい)ではありません。
でも歩いたことはあると思います。
有名なのは京都にある竹の径でしょうか?
フォトジェニックな事でも人気の場所です。
さて、「径」と書いてなんと読むでしょうか?
「径」読み方のヒントは?
小径と書かれることも多いですが、「径」だけでも同じ読み方です。
けもの道をもう少し良くした道の事で、車は通れません。
アスファルトで整備されている訳ではなく、自然が沢山残る場所にあり、
基本的には人が通る道です。
観光に行った時に、道の周りの景色を良くした径を見かけたり、
ハイキングに行った時に「森の径」なんて見かけますね。
花の咲く木がある時は「モクレンの径」「こぶしの径」なんて名前が付いていたりします。
なんとなくわかりましたでしょうか?
「径」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「径」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こみち」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。