今回は「惨憺」「辣韮」「止め」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「惨憺」
何といっても2文字目の「憺」の字が難しすぎて読めません・・・。
もちろん漢字検定1級の超難読漢字です。
そんな「憺」は、「やすむ」「やすらか」「しずか」という意味と、「おそれる」「おそれさせる」という相反する意味をもつ珍しい漢字。
どこかの「生と死をつかさどる神様」のように、相反するものを同時に持つことって、超越した存在のことが多いですよね。
この「憺」も、そんな超越した漢字。
さあ、「惨憺」の読み方に正解して、あなたも超越した人になりましょう!
「惨憺」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② クリスマスにやってくるあの人の名前にちょっと似ています。
「惨憺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「さんたん」です!
「惨憺」とは、「いたましくて見るに忍びない」や「見るも無残な様子」を表す漢字になります。
ニュースなどで、ひどい事故現場などを報道する際には「惨憺たる事故現場です」などと表現していますよね。
あとは、勉強を一切しないでテストに臨んだ結果、やっぱり赤点。こんなときも「惨憺たる結果でした・・・」となってしまいます。
何事も一歩一歩、努力を続けて「惨憺」たる結末を変えましょう!
2問目はこの漢字!「辣韮」
漢字クイズのお時間です。
「辣韮」という漢字、読むことができますか?
中国語かと思うほど見慣れない漢字の並びですが、日本語です。
それもこの漢字があらわす食べ物は、ほとんどの方がご存じだと思います。
それでは考えてみましょう。
「辣韮」の読み方のヒントは?
難読漢字を読む際には音から推測するのが鉄板ですよね。
特にこの漢字に関していえば、1文字目の「辣」という漢字が読めれば正解に少し近づくはずです。
「辛辣(しんらつ)」の「辣」の漢字と同じものです。
実はそのまま「らつ」とは読みませんが、近い発音をします。
白くて、箸でつまめるほど小さく、シャキシャキとした食感が特徴です。
お分かりになりましたか?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
らっきょう
でした!
収穫されたてのらっきょうは、ネギのような見た目をしています。
そこから根元の「鱗茎(りんけい)」の部分を醤油や酢で漬けたものが一般的にらっきょうと呼ばれます。
今回はそんならっきょうが主役のクイズでした。
カレーを食べる際、たまにはその存在を意識してみると面白いかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「止め」
「止め」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(とめ)(やめ)も正解ですが漢字クイズなので勿論、それ以外の読み方です!
漫画なんかによく出てくる言葉ですが、漢字で書いているよりもひらがなで書いている方が多いので、いまいちピンとこないかも。
自分では使う事が無いかもしれませんが、結構使われている言葉ですよ!
さて、「止め」と書いてなんと読むでしょうか?
「止め」読み方のヒントは?
「止め」の意味は、とめること、禁止すること、物事の終わりや結末の事を指します。
ドメスティックな漫画などだと、散々暴力を振るった後に「止めを刺す」などと使われていますね。
最後という意味合いです。
普通の生活でも一日付いてない事が続いた時に、誰かに止めをさされたら爆発してしまうかも。
「止め」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇め」です!
さあ、もうわかりましたか?
「止め」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「とどめ」
です!
耳では聞いたことがあるのではないでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。