「雁擬」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(かりぎ)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「雁擬」読み方のヒントは?
ヒントは全体で5文字、「〇〇〇〇〇」となります。
ある食材の名前で、特に寒い季節はこれを煮た料理がなんとありがたいことか・・・。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「雁擬」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「が」です。
元々は精進料理で、とある肉の味や食感に似せて作ったことから、 この名前が付けられたそうです。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「雁擬」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「がんもどき」
です!
がんもどきは、おでんに欠かせない豆腐から作る食材で、潰した豆腐とにんじんやひじきなどを混ぜて油で揚げたものです。
特におでん界では「がんも」の愛称で親しまれていますね。
肉が食べられない精進料理において、鳥の雁(がん)に似せて作られたためこの名前が付けられたそうですが、 この名前の由来については諸説あるようです。
関西方面ではがんもどきよりも飛竜頭(ひりゅうず)と呼ばれることが多いようですが、こちらは ポルトガルのフィリョースが語源といわれてるそうです。
なぜ地域によって別の呼び方がされるのかはよく分かっていないそうで、意外と謎の多い食材ですね。