漢字読み講座

「小糠雨」の読み方は?「しょうとうあめ」ではありませんよ【難読漢字】

「小糠雨」の読み方をご存じでしょうか?

そのまま素直に読むと「しょうとうあめ」になりますが、それは間違いです。

「霧雨(きりさめ)」や「五月雨(さみだれ)」など、日本には雨を表すロマンチックな言葉がたくさんありますね。

「小糠雨」もそんな中の1つですよ。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「小糠雨」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
  2. 霧のように粒が細かい雨のこと
  3. 「小糠雨の中を傘もささずに歩いた」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「小糠雨」の読み方!正解は!?

正解は「こぬかあめ」です!

「小糠雨(こぬかあめ)」とは、まるで糠(ぬか)のように細かい雨のことで、「糠雨」と呼ぶ場合もあります。

糠とは、米を精白する際に出る種皮や胚芽の粉末のこと。

糠のような雨とは、いかに細かく優しい雨なのかが想像できますよね。

類語としては「霧雨」がありますが、霧雨は春の季語です。

「小糠雨」は季語ではないのですが、音もなく細かく降る雨というと春のイメージが強いように感じます。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!