漢字読み講座

「不承不承」って何て読む?普通に読んだら間違えがち!正しく読める?

「不承不承

これ、何と読むかわかりますか?

 

一見簡単に読めそうですが、ちょっとした罠が待ち構えているかも……?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「不承不承」読み方のヒント!

 

「不承不承」は、一見普通に読めそうですよね。

「ふしょうふしょう」と読んでしまった方、いませんか?

 

声に出して読んでみると「ふしょうふしょう」は、

ちょっと読みにくくないでしょうか。

正解の読み方だと、読みにくさが解消されます!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「不承不承」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ふしょうぶしょう

です!

 

「不承不承」は、

「いやいや物事を行うこと」という意味の言葉です!

 

そもそも「不承」という言葉に「いやいやながら承知する」という意味があります。

2つ重ねることで、より「嫌だ」という気持ちが強調されているんです。

 

なぜ「ふしょうふしょう」ではなく「ふしょうしょう」と濁るのかというと、

日本語の「連濁」という音声変化によるもの。

「日々(ひ)」や「鼻声(はなえ)」のように、

言葉を繰り返したり別の言葉をつけた時に、読みやすく変化する言葉があるんです。

「不承不承」も、この連濁によって音が変化しています!

 

ちょっと変わった読み方をする「不承不承」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク