今回は「紫陽花」「嚊」「黄粉」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「紫陽花」
「花」という漢字がつくので、お花の種類のひとつと思って間違いはないです。
咲く時期は初夏で、ひとつの株に沢山の花が咲くアレです。
さて、「紫陽花」と書いてなんと読むでしょうか?
「紫陽花」読み方のヒントは?
花の色の種類が沢山あり、咲いた花の色が変わって行く事でも長く楽しめる花です。
漢字3つの言葉ですが、ひらがなにすると「〇〇〇〇」の4文字です。
「紫陽花」読み方のもうひとつのヒントは?
最大のヒントは、梅雨に咲く花です。
梅雨を表せるイラストでは、カタツムリと一緒に描かれることが多いです。
さあもうわかりましたか?
「紫陽花」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あじさい」
です!
紫が太陽の光に映えることから、紫陽花と付いたと言われています。
紫陽花の花言葉は「移り気」です。
花の色が変化していくので、移り気と言われてもなんだか納得ですね。
しかし、紫陽花の花の色によっても花言葉が変化してくるという、
あまりない特殊な花であることには間違いなさそうです。
2問目はこの漢字!「嚊」
難読漢字クイズに挑戦してみましょう。
今回の問題は「嚊」の読み方です!
見たことがあるような無いような…複雑な漢字です。
「嚊」の読み方のヒントは?
1.「嚊」は、誰もが経験しているはずです。
2.目を閉じて口を閉じてください、きっと「嚊」が聞こえます!
3.次の試合を想像して、ボクサーは「嚊」を荒くした。
正解は…
正解は…
「はないき」
でした!
「嚊(はないき)」は、「鼾(いびき)」「嗅ぐ(かぐ)」「嚏(くしゃみ)」など、鼻や口に関係する漢字と共通点がありますね。
鼻呼吸は鼻毛が雑菌やウィルス、ホコリをろ過してくれるので、口呼吸よりも風邪にかかりにくいそうですよ。
「嚊」の読み方
「嚊」の音読みは、「ヒ」と「キ」です。
訓読みは「嚊(はないき)」の他に、「かか」「かかあ」とも読みます。
「かかあ天下」という言葉がありますが、漢字で「嚊天下」と書くんですね!
ちなみに、「かかあ天下」は「嬶天下」でも正解です。
「嚊(はないき)の荒い女性」を「嬶(かか・かかあ)」と呼ぶのだそう。
「嚊」を使う熟語
「嚊」を荒くする:意気込む・強気で威勢がよい・思い込みが激しい
「嚊」を窺う(うかがう):こっそり様子を見る・恐る恐る・相手の意向や機嫌を探る
最後はこの漢字!「黄粉」
「黄粉」
これ、何と読むかわかりますか?
よく知っている漢字なのに、
見たことのない並びですよね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「黄粉」読み方のヒント!
「黄粉」は、とても身近なあるものの名前です。
大ヒント!
おもちと相性抜群のアレです!!
さて、読めたでしょうか?
「黄粉」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「きなこ」
です!
「黄粉」は、
「大豆を炒って、皮をむいた後に挽いた粉」のことです。
砂糖と混ぜておもちにかけたり、
豆乳やヨーグルトと一緒に摂っているかたもいますよね。
スーパーでも売られていますが、
大体の商品の表記が「きな粉」や「きなこ」になっています。
他にも「色+粉」で面白い読み方をするものをピックアップしてみました。
- 白粉(おしろい):顔に塗る化粧用の白い粉
- 青粉(あおこ):湖や沼などに繁殖し水を緑色にする藻類
- 粉灰(こはい/こっぱい):粉や灰のように粉々に砕け散ること
- 金粉(きんぷん):金を粉にしたもの、もしくは金色の粉のこと
- 紅粉(こうふん):紅とおしろい、つまり化粧のこと
同じ「色+粉」という組み合わせでも、
さまざまな意味や読み方に変化することがわかりますね。
そのなかでも「黄粉」は、特に身近なものです。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!