今回のお題は「塒」「糸葱」「濁酒」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「塒」
土に時と書いて「塒」。
読み方には、土も時も関係ありません。
一番大切な場所だと言う人がほとんどでしょう。
私も一番好きな場所です。
自分の塒が嫌いと言う人は、あまりいないのではないでしょうか?
さあ、なんと読むかわかりますか?
「塒」読み方のヒントは?
塒は、鳥を飼っておく小屋という意味です。
鶏小屋も鳥の塒です。
その場合は「とや」と読みます。
他に「とぐろ」とも読み、無駄話をして帰らない人の事を
「とぐろを巻いて帰らない」
などと使ったりします。
「塒」読み方のもうひとつのヒントは?
塒の読み方で、ヒントは得られましたでしょうか?
「塒」とは、居心地がいいあの場所です。
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
「塒」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ねぐら」
です!
鳥が眠る場所という意味ですが、
一般的に使われるのは自分の家とか、寝る場所という意味です。
大体の人が一番落ち着く、一番好きな場所ではないでしょうか?
是非、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「糸葱」
「糸の葱」と書く「糸葱」。
「葱」も、煮物やラーメンの上にトッピングとして乗せる場合は細かく切り刻んだりして、
糸状の形にしたり、九条ネギなどのようにもともと細い「葱」もありますね!
また、「葱」という字を訓読みにすると、「ねぎ」「き」「あおい」なんて読めたりしますが、「糸葱」の読み方は分かりますか??
「糸葱」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 「浅葱」とも書きます。
ヒント③ 「あさねぎ」ではありません!
「糸葱」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あさつき」です!
「糸葱」とは、 もちろん「葱」の一種です。
見た目は普通の八百屋さんで売っている「葱」より小さく、九条ネギに近い見た目をしています。
「糸葱」は、普通に山などに自生していますが、もちろん食用の野菜としても栽培しています。
薬味として、鍋をポン酢で食べるときなどのトッピングに乗せる「葱」としても定番です。
でも「葱」って、いろんな種類がありますが、どれも薬味としての使い方が一般的なので、切り刻んでしまうと何の「葱」なのか、分からないのが本音です・・・。
最後はこの漢字!「濁酒」
「濁酒」って何て読むか分かりますか?
(にごりざけ)とも(だくしゅ)とも読みますが、
さらに違う読み方があります。
ひらがな4文字です。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「濁酒」の読み方のヒントは?
米・米麴・水を発酵させ、もろみを濾さずにつくったお酒です。
そのため、にごった色をしています。
起源は稲作と同じくらい古く、収穫したお米を神様に捧げる儀式の際には必ずお供えしていたと言われています。
「濁酒」の読み方、正解は……
正解は……
「どぶろく」
です!
「どぶろく」と「にごり酒」は同じものだと混同しているかもしれませんが、別物です。
酒税法上ではにごり酒は「清酒」、どぶろくは「その他醸造酒」として区別されています。
違いは「ろ過しているかどうか」です。
発酵させたあとに、しっかり濾したものを清酒、粗めに濾したものをにごり酒、全く濾さないものをどぶろくと呼びます。
今、どぶろくは美肌効果がある飲み物として注目されています。
アミノ酸やコウジ酸などお肌によいと言われる成分がたっぷりと含まれています。
また、脂肪を吸収し、腸内環境を整えるといった効果もあります。
ぜひ、飲んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!