漢字読み講座

「徒弟」「息吹」「似非」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「徒弟」「息吹」「似非」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「徒弟」

親同士が兄弟または姉妹で、その子ども同士は「いとこ」といいますよね。

 

その中でも、「従兄」と書く「いとこ」は、「自分よりも年上の男性のいとこ」を表します。

じゃあ、「徒弟」は「年下の男性のいとこ」?

 

 

はい、不正解!!!

 

 

えー!!と思ったあなた、

 

「年下の男性のいとこ」は「従弟」と書き、今回の漢字は「徒弟」です!

 

微妙に似ているので間違えやすいですね!

 

「徒弟」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① これは親戚ではありません。

ヒント➁ 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント③ 「弟子」と同じ意味です。

 

「徒弟」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「とてい」です!

 

「徒弟」って、あまり聞きなれない言葉ですが、簡単に言えば「見習い」です。

 

具体的には、大工さんや刀鍛冶など、手先を使うような業務における「弟子」のことを「徒弟」といい、昔の日本でも職人さんを育成する「徒弟学校」がありました。

 

今も昔も、一人前になるまで師匠の下で厳しい修行を行い、それぞれがまた立派な師匠となって受け継いでいく、そんな卵たちの総称ですね。

2問目はこの漢字!「息吹」

あまり自分から使うことは無いかもしれませんが、

耳にすることは多いと思います。

特に春先のニュースなどでは、よく使われています。

呼吸という意味で合っていますよ!

さて、「息吹」と書いてなんと読むでしょうか?

「息吹」読み方のヒントは?

呼吸だけでなく、生気や活気のあることという意味でも使われます。

春の息吹」「冬の息吹」など、

それまでと違った新しい空気が入って来る事を「息吹」と言います。

会社に新しい子が入ってくると、新鮮な息吹を感じることでしょう。

息吹を与えるような人になりたいものですね。

「息吹」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇」です!

さあ、もうわかりましたか?

「息吹」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「いぶき」

です!

 

寒い冬が開けるのを告げるように、春の息吹を感じることができます。

春の息吹を感じるのは、つくしやタンポポが芽吹いているのを見た時でしょうか?

なんとなく春が近づくと、ウキウキしますよね!

ぜひ、覚えておきましょう。

最後はこの漢字!「似非」

「似非」の読み方をご存じでしょうか?

「にひ」と読んでしまうとかなり恥ずかしいですよ…

日常的によく登場する単語です。

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「似非」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
  2. 似ているけど本物ではないという意味
  3. 似非評論家のいうことを本気にしてはいけないよ

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「似非」の読み方!正解は!?

正解は「エセ」です!

意味はヒントでも示したように「似てはいるけれど本物ではないもの」のこと。

単に似ているというだけでなくて、見せかけだけで中身がないという意味も含みます。

例えば、エセ文化人、エセ作家、エセ学問、エセ紳士など、エセを頭につけると何やら怪しい、信用できない雰囲気がありますね。

「似非(エセ)」は「似て非なるもの」という漢字に「エセ」を当てはめた、当て字になります。

しかし読みにくいため、一般には「エセ」とカタカナ表記されていることが多いようです。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!