漢字読み講座

「千仞」ってなんて読む? あまり深いと怖い!?

千仞」と書いて、なんと読むか分かりますか?

自然の偉大さを感じるほどの大自然を見ると、感動するよりも怖さが勝つ時はありませんか?

ちょっとヒントをいうと、仭は、中国で長さの事です。

さて、「千仭」と書いてなんと読むでしょうか?

「千仭」読み方のヒントは?

「千仭」は、非常に高い、または、深いことという意味です。

山や谷、海などが当てはまります。

少し位の山や谷、海などであれば清々しい気持ちで自然を感じられますが、

あまりにも大自然過ぎると、今度は少し怖くなるかもしれません。

また、千尋と書いても同じ読み・意味になります。

でも(ちひろ)ではありません。

仭が長さなので、千もの仭という事です。

ちなみに仭も尋もひとつの長さは、両手を広げた長さの事です。

おもに仭が高さや深さを表す言葉で、尋が幅を表す言葉なんだそうです。

「千仭」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「千仭」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「せんじん」

です!

 

両手を広げた長さが千人分くらい。といわれれば、なんだか想像しやすいですね。

ちなみに千仞之谿(せんじんのたに)、壁立千仞(へきりつせんじん)など、四文字熟語にも使われています。

ぜひ、覚えておきましょう。