今日の難読漢字は
「蠱毒」
「千仞」
「綽然」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「蠱毒」です!
「蠱毒」と書いて、なんと読むか分かりますか?
皿の上に虫が3つと、毒、とあればあまりいいイメージが浮かばないと思いますが、
その感じの悪いイメージで合っています!
最近では漫画なんかでも、この「蠱毒」を使った話が流行っています。
読んだことありませんか?
さて、「蠱毒」と書いてなんと読むでしょうか?
「蠱毒」読み方のヒントは?
「蠱毒」は、ずばり昔の中国の呪いのことです。
蛇やムカデなどを同じ容器で飼育し、エサを与えないでいると自然に共食いし始め、残ったものが神霊となります。
その、残ったものの毒を飲食物に混ぜて呪う相手に食べさせることで、食べた方は大抵死ぬといわれています。
人間でも無理やり詰め込んで、最後のひとりになるまで戦わせる有名な映画などもありましたよね!
理不尽極まりない話です。
「蠱毒」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「蠱毒」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こどく」
です!
食べさせられる方は、食べる時に毒だとは気が付かないものなのでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「千仞」です!
「千仞」と書いて、なんと読むか分かりますか?
自然の偉大さを感じるほどの大自然を見ると、感動するよりも怖さが勝つ時はありませんか?
ちょっとヒントをいうと、仭は、中国で長さの事です。
さて、「千仭」と書いてなんと読むでしょうか?
「千仭」読み方のヒントは?
「千仭」は、非常に高い、または、深いことという意味です。
山や谷、海などが当てはまります。
少し位の山や谷、海などであれば清々しい気持ちで自然を感じられますが、
あまりにも大自然過ぎると、今度は少し怖くなるかもしれません。
また、千尋と書いても同じ読み・意味になります。
でも(ちひろ)ではありません。
仭が長さなので、千もの仭という事です。
ちなみに仭も尋もひとつの長さは、両手を広げた長さの事です。
おもに仭が高さや深さを表す言葉で、尋が幅を表す言葉なんだそうです。
「千仭」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「千仭」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「せんじん」
です!
両手を広げた長さが千人分くらい。といわれれば、なんだか想像しやすいですね。
ちなみに千仞之谿(せんじんのたに)、壁立千仞(へきりつせんじん)など、四文字熟語にも使われています。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「綽然」です!
「綽然」と書いて、なんと読むか分かりますか?
人を褒める時に、よく使う言葉だと思います!
しかし漢字だけが出てくれば、ちょっと難しいかも。
読み方を聞けば納得の、あの言葉です。
さて、「綽然」と書いてなんと読むでしょうか?
「綽然」読み方のヒントは?
「綽然」とは、ゆったりとして余裕のあるさま。という意味です。
「綽然とした態度」という言葉がありますが、これは緊張せず、堂々としている態度という意味になります。
人の上に立つ時には、この綽然とした態度が重要になってくるでしょう。
試験でも緊急事態でも、綽然とした態度ができる人は、相当自信があるか何も考えていないのか。
自信はなかなか付けれませんが、何も考えてないと意外に簡単にできるのかも。
「綽然」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「綽然」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しゃくぜん」
です!
あれ?と思った人は同じ読み方をする「釈然」と間違えていませんか?
「釈然」は、疑い・恨みなどが消えて心が晴れ晴れすること。
そして「釈然としない」は、疑いや恨みが消えないという事です!
釈然としてもらえましたでしょうか?
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!