今回の難読漢字は「番い」「揶揄う」「鏤める」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「番い」
「番」という漢字は、「番号」や「当番」、「番人」といった単語でもお馴染みの常用漢字の一つです。
「交代で何かを行うこと」や「順序を決める」という意味がある漢字ですが、「番」という字に送り仮名がつくと一体何と読むのでしょうか?
読めそうで読めない、今回の「番い」という字ですが、ヒントとなるのはズバリ「当番」です!
「当番」が一人とは限りませんから、「あの人と私」の二人の組み合わせかも??
「番い」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇い」の3文字です。
ヒント② 「2人」や「2つ」という意味です。
ヒント③ 扉の金具といえば?
「番い」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つがい」です!
「番い」とは、扉の金具である「蝶番い」でもお馴染み、「対になるもの」や「2つのものが一つになること」を表した言葉です。
自然界においても、昆虫や動物のオスとメスのことを「番い」なんて呼んだりしますが、
切っても切り離せない夫婦のような関係のことを表します。
なんだか、新しいテレビ番組のタイトルで「番いさん、いらっしゃい!」なんて出てきそうですね!
2問目はこの漢字!「揶揄う」
「揶揄う」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「揶揄」(やゆ)と同じ意味の言葉なのですが、送り仮名の「う」を付けるだけで、
全く違う読み方をする漢字です。
馬鹿にしたり、罵ったりと、他人の事を軽く見ていると、足元をすくわれるかも知れませんよ!
さて、「揶揄う」と書いてなんと読むでしょうか?
「揶揄う」読み方のヒントは?
小学校のころ、女子が男子を揶揄ったり、男子が女子を揶揄ったりしていませんでしたか?
怒って親に言いつけた所で、
「好きだから揶揄う」
なんて言われて、衝撃を受けた記憶ありませんか?
子どもの頃は一生懸命に生きているだけで、そこまで気が回りませんでしたが
大人になると「好きだから関わりたい」という気持ちが理解できるようになります。
嫌いな子の事は、やっぱり子どもでも避けて通りますよね。
懐かしの感情を思い出した所で、読み方はわかりましたでしょうか?
「揶揄う」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇う」です!
さあ、もうわかりましたか?
「揶揄う」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「からかう」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「鏤める」
「鏤める」と書いて、なんと読むか分かりますか?
平仮名で書かれている事が多いですが、女性は鏤めたものがとても好きです!
言葉の響きだけでもワクワクしてしまうほど、妄想を掻き立てるイメージの言葉になっています。
さて、「鏤める」と書いてなんと読むでしょうか?
「鏤める」読み方のヒントは?
「鏤める」の意味は、金銀や宝石などを、一面に散らすようにはめこむという事です。
ケーキでもクッキーでも、上に銀色の玉を鏤めたり、カラフルなチョコスプレーを鏤めたりするとグッと華やかになります。
ちなみに、あの銀色の球は「アラザン」といいます。
ケーキの中に苺が鏤められているのも、ドライフルーツが鏤められたバターケーキも美味です!
そして「宝石を鏤めたような星空」、「宝石を鏤めたような夜景」などなど、とても心が華やぐイメージです。
他にも、「センスの良さが随所に鏤められた家」なんて使い方もできます。
「鏤める」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇める」です。
書くときによく間違えるのは「散りばめる」です。
さて、もうわかりましたか?
「鏤める」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ちりばめる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。