漢字読み講座

【今日の難読漢字】「会得」「月見里」「躊躇う」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「会得」

「月見里」

「躊躇う」

の3つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「会得」

読んだことはあるはずなのに、パッと読み方を思い出せない漢字ってありますよね。

「会得」

「会社」「懇親会」など、日常でよく使われる「会」。
「納得」「獲得」のように、「得」という漢字もよく使われます。

さて、二つの漢字を合わせた「会得」は何と読むのでしょうか?
「かいとく」ではありませんよ!

「会得」読み方のヒントは?

会得には、「物事を十分に理解し、自分のものにすること」という意味があります。

類語としては、
「習得」
「修める」
などが挙げられます。

そろそろ思い出せましたか?

「会得」の読み方、正解は・・・

正解は……

 

「えとく」

です!

「船の操縦技術を会得するのに、1年以上を費やした。」
「海外留学を夢見て、はやい段階で英語を会得した。」のように使います。

「会」という漢字の読み方は、基本的には3種類。

  • かい …「集会」「会合」など
  • え …「一期一会」「会釈」など
  • あ(う) …「会う」「会いたい」など

この漢字なんて読むんだっけ?という状態に陥ったときは、いろいろな読み方を試してみると思い出せるかもしれませんよ!

2つ目の漢字は「月見里」

名字には、おしゃれな当て字で書かれるものが多数あります。

「月見里」もそのひとつ。

一見「つきみざと」と読めてしまいますが、実際の読み方はまったく異なります。

「月見里」読み方のヒントは?

「月見里」の正しい読み方は、この三つの漢字を文章化し、それを写真や映像にイメージしてみると思いつくかもしれません。

月が見える里、月を見る里……。

月が見えるということは、視界を遮るものが何もないということです。
では、何がないのでしょうか?

「〇〇無し」に入るひらがな二文字をお答えください!

「月見里」の読み方、正解は……

「月見里」の正解は……

「やまなし」です!

月が見える里、ということは視界を遮る山がないんですよね。

月見里さんは一節によると、清和天皇の子孫や桓武天皇の子孫などにも見られる名字で、封地を分割する際に山梨氏の読みを残したのが由来なのだそう。

千葉県や静岡県に住まわれている方が多く、全国人数はおよそ270人のレア名字。

静岡県藤枝市には「月見里神社」が実在しているとのことですよ!

3つ目の漢字は「躊躇う」

この漢字は音読みでは読める方も多いのではないでしょうか?

そうです!「ちゅうちょ」です。

音読みの場合の意味と同じですので、想像もついてしまって、答えをご紹介するのも躊躇してしまいそうです。。。

「躊躇う」の読み方のヒント

ヒント① 読み方は、「〇め〇う」です。

ヒント② 気がひける、遠慮する、気おくれする、といった意味に近い言葉です。

 

「躊躇う」の読み方の正解は・・・

 

ためらう です。

 

音読みの「ちゅうちょ」からも分かるとおり、意味は、あれこれ考えて迷う様子や、決心がつかないでぐずぐずする、ことです。

意味は分かっていても、「〇〇〇う」とくれば、「とまどう」と読んでしまった方はいませんか?

 

日常的にもよく使う言葉ですので、これを機に正しく読めるようにしておきましょう!

 

まとめ

今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!