「鬆」を何と読みますか?
うっかり「鬆」ができてしまうと、テンションが下がるものです。
今回は女性の方が正解率が高いかもしれません!
「鬆」の読み方のヒントは?
1.「鬆」をひらがなにすると1文字になります!
2.茶碗蒸し、プリン、湯豆腐、こんにゃく
3.ダイコン、ニンジン、ゴボウ、スイカ、レンコン
4.『湯が沸騰するとプデンに鬆が立ち味悪し。』中勘助「銀の匙」より引用。プデンはプディングのことです。
正解は…
正解は「す」でした!
物体に細かい穴が開いて空間ができることです。
旬の時期を過ぎた野菜の芯、加熱し過ぎたり凍らせた食材にあらわれる現象ですね。
味や食感が落ちるので、ちょっとがっかりします…。
また、老化や凍害で果汁が減少した果物は「鬆上り(すあがり)」といいます。
金属の加工においては、「鬆」が入ると強度が弱まるのだそう。
「鬆」の由来は向こう側が透けること
「鬆」の音読みは「ショウ」「ソウ」、骨粗しょう症の「ショウ」!
訓読みは「す」「鬆い(ゆるい)」「鬆い(あらい)」、漢検1級18画の漢字です。
「鬆」の上部は髪の毛の「かみがしら」、下部は樹木の「松」。
つまり、『松の葉の重なりから、向こう側が透けて見えること』に例えられています。