今日の難解漢字は、
「禰宜」
「雲霧林」
「炎昼」
「呆気」
「網羅」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「禰宜」です!
- 2 「禰宜」の読み方、正解は……
- 3 2つ目の漢字は「雲霧林」です!
- 4 「雲霧林」読み方のヒントは?
- 5 「雲霧林」読み方のもうひとつのヒントは?
- 6 「雲霧林」の読み方、正解は・・・
- 7 3つ目の漢字は「炎昼」です!
- 8 「炎昼」読み方のヒント!
- 9 「炎昼」の読み方、正解は…
- 10 4つ目の漢字は「呆気」です!
- 11 「呆気」読み方のヒントは?
- 12 「呆気」読み方のもうひとつのヒントは?
- 13 「呆気」の読み方、正解は・・・
- 14 5つ目の漢字は「網羅」です!
- 15 「網羅」読み方のヒントは?
- 16 「網羅」読み方のもうひとつのヒントは?
- 17 「網羅」の読み方、正解は・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「禰宜」です!
「禰宜」って何て読むか分かりますか?
「宜」は「宜しく」(よろしく)とも読みますが、「便宜」(べんぎ)「適宜」(てきぎ)などの読み方が分かれば「宜」(ぎ)という読み方ができると分かります。
「禰」の読み方を考えてみましょう。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「禰宜」の読み方のヒントは?
「神社の神職のひとつ」です。
役職順は宮司→禰宜→権禰宜となります。
「禰宜」は宮司を補佐する立場で、原則的に宮司と禰宜は各神社に1名ずつ在籍しています。
何と読むか分かりましたか?
「禰宜」の読み方、正解は……
正解は・・・
「ねぎ」
です!
禰宜の語源は「労う」(ねぎらう)の語源である「ねぐ」が由来であるとされています。
「ねぐ」を目上の人に使うときは「祈ぐ」(ねぐ)と書き、祈るや祈祷するという意味もあります。
神道では人は直接神様に願いや思いを伝えることはできないとされており、神職とは人と神様を繋ぐ仕事のことです。
神道は不思議な宗教でオンリーワンの神様がいません。
布教活動も行わないので、世界でも珍しいと言われています。
日本人の多くの慣習には神道をもとにしているものがたくさんあります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2つ目の漢字は「雲霧林」です!
「雲霧林」と書いて、なんと読むか分かりますか?
イメージとしては、雲の中の森林という感じでしょうか?
そのイメージで合っていますよ!
さて、「雲霧林」と書いて、なんと読むでしょうか?
「雲霧林」読み方のヒントは?
「雲霧林」とは、熱帯・亜熱帯地域の山地で湿度の高い場所にある森林の事です。
湿度が高いので、霧の中にあるような森林なのですが、下から見上げると雲に見えることから「雲霧林」と付いたのだそうです。
また、絶えず霧に包まれているので、苔も沢山生えており、まるで異空間のようです。
日本で言うなら屋久島で見られるような、あの神秘的な風景の事です。
海外ではニューギニア、ボルネオなどに広範囲の「雲霧林」が見られます。
霧に包まれた雲の中の森林なんて、死ぬまでに見てみたい景色のひとつですね!
さて、読み方ですが(くもきりばやし)ではありません。
「雲霧林」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「雲霧林」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うんむりん」
です!
霧に包まれた苔生す景色を見ると、神聖な気持ちになれますね。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「炎昼」です!
「炎昼」
これ、何と読むかわかりますか?
いかにも熱そうな見た目の漢字ですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「炎昼」読み方のヒント!
「炎昼」は、読み方は難しくありません。
「炎」は「炎上」や「火炎」などと同じ読みかた、
「昼」は「昼食」や「昼夜」などと同じ読み方です。
さて、読めたでしょうか?
「炎昼」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「えんちゅう」
です!
「炎昼」は、
「夏の暑い昼下がり」を表した漢字です!
酷暑が続く、最近の夏の日のようなことですね。
「陽炎」や「炎天下」のように、
「炎」は暑い夏の日に使われることがあります。
昔から、夏の暑さにうんざりしていることが伝わってきますね笑
ですが「炎昼」の言葉自体は、昭和初期から使われるようになったのだとか。
俳人である山口誓子が初めて使ったとされていて、
夏のギラつくような暑さが伝わってくるような言葉です。
また、俳人が使っていたことからもわかるように
夏の季語でもあります。
普段はなかなか使う機会はないかもしれませんが、
「炎昼のなかご来社いただきありがとうございました!」
などと、メールでの季節の挨に取り入れるのもいいですよ。
普段は使い慣れなくても、知っておくと便利な言葉。
これを機に教養として読めるようになりましょう!
4つ目の漢字は「呆気」です!
「呆気」と書いて、なんと読むか分かりますか?
呆ける(ほうける)気持ちというイメージで正解です!
しかし(ほうけ)や(ほうき)とは読みません。
さて、「呆気」と書いてなんと読むでしょうか?
「呆気」読み方のヒントは?
「呆気」とは、意外な事に出会い、驚きあきれることをいいます。
「呆気」だけで使われることは少なく、「呆気にとられる」「呆気ない」という形で使われます。
隣に座っていた人が突然予想を超えた行動をしたら、「呆気にとられてずっと見つめてしまった」ことありませんか?
他にもいつもは大人しい人が突然怒り出すと「呆気にとられて立ち尽くす」ことも。
盛り上がった試合があっさりと終わって「最後は呆気なかった」と言った事ありませんか?
想像を超えた発言や行動、結果を目の当たりにしてしまうと「呆気」にとられてしまいますね。
「呆気」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「呆気」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あっけ」
です!
あまりにも失礼なことを言われた、呆気に取られて何も言い返せなかったことがありませんか?
後からジワジワと怒りが湧いてきます。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「網羅」です!
「網羅」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「網」という漢字が付きますが、(あみ)とは読みません。
自信を持って「網羅しています!」と言える事があれば、きっと人生も楽しいでしょう。
さて、「網羅」と書いてなんと読むでしょうか?
「網羅」読み方のヒントは?
「網羅」とは、ある事に関係するすべてのものを残らず取り入れることです。
たとえば受験生なら、販売されているすべての過去問を網羅すると自信が付きますよね。
たとえば主婦なら、近辺の店の安売りを全てチェックし、一番安い時に安いものを買うなんてのも網羅しています。
仕事でも、会社のデータを全て網羅したソフトやファイルはありませんか?
考えられるすべてのものを集めることも網羅といいます。
「網羅」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「網羅」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「もうら」
です!
好きな俳優やアニメなどのチェックや巡回も網羅ですよ!
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!