漢字読み講座

「散ける」の読み方は?「ちける」や「さんける」は間違い【難読漢字】

「散ける」の読み方をご存じでしょうか?

「散る(ちる)」という読み方がありますが「ちける」ではありません。

また「散文(さんぶん)」などの読み方もありますが「さんける」も間違いですよ。

それでは一体なんと読むのが正解でしょう…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「散ける」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇ける」の4文字です
  2. 関西では散らし寿司のことを「〇〇寿司」と呼ぶことがあります
  3. 「まとまって歩かずに〇〇けてください」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「散ける」の読み方!正解は!?

正解は「ばらける」です!

「散(ばら)ける」とは、まとまるのではなく間隔を空けてちりぢりになること。

「バラバラになる」という表現もありますね。

関西のバラ寿司をヒントで紹介しましたが、巻き寿司や押し寿司のようにまとめるのではなく、バラバラになっていることから「バラ寿司」と呼ばれるのでしょう。

「散ける」と同様の使い方をする言葉としては、「散売(ばらう)り」「散撒(ばらま)く」などがあります。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!