今回は「預め」「老成る」「帰依」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「預め」
漢字クイズを出題させていただきます。
突然ですが、あなたは「預め」という漢字、読むことができますか?
「預金」の「預」という漢字が使われていますが、「よめ」と読んでしまってはいけません。
読めた方はかなりの漢字マスターかも。
読めなかった方はこの機会に新しい読みを知っていきませんか?
「預め」の読み方のヒントは?
そもそも「預」という漢字には「前もって」という意味があります。
そして同じような意味を表す漢字に「予定」の「予」というものがあります。
「預」と「予」、漢字の一部も同じですね。
そして大ヒントです。
「預め」は「予め」とも書きます。
お分かりになったでしょうか?
正解は…
正解は…
あらかじめ
でした!
「予」だけでなく「預」で表すこともあること、覚えていただけましたでしょうか?
漢字をすらすら読むためには「預め」勉強しておかなければなりません。
ひとつひとつ、楽しみながら着実に学んでいきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「老成る」
「老成る」の読み方をご存じでしょうか?
「ろうなる」や「ろうせいる」と読んでしまっては恥ずかしいですよ。
読みにくい漢字ですが、普段の生活の中でよく耳にする言葉です。
さて、あなたには読むことができますか?
「老成る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です。
- 年齢よりも成長が早いこと。
- 大人びた子供を「お〇〇さん」などと呼ぶことがあります。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「老成る」の読み方!正解は!?
正解は「ませる」です。
「老成(ろうせい)」という熟語は、年齢と共に経験を積んで熟成した人のこと。
「老成(ませ)る」には「老」という字が使われていますが、老いるというより、成長が早いというイメージの言葉だといえます。
通常はひらがなで書かれることの方が多いでしょう。
「おませさん」という言葉は、女の子が年齢よりも大人びた口調を使ったときによく使われますね。
また「ませる」は、「まだ若いくせに生意気」といったネガティブな意味で使われることもあります。
最後はこの漢字!「帰依」
たまに見かけることのある「帰依」。
だけど何て読むのかわからない、「きい」かな?と自信のないまま読んでいると言う人も多いのではないでしょうか?
この機会に、正しい読み方をマスターしましょう!
意味があやふやな人のために、「帰依」の意味も詳しく解説します。
それではさっそく見ていきましょう。
「帰依」の読み方のヒントは・・・?
「きい」と読むのは間違いですが、ひらがなで「き〇」と読むのが正解なので「きえ」は実はすごく惜しいんです!
ひらがなを1文字ずつ当てはめていけば、必ず正解にたどり着きますよ。
しかも、50音の「あ」から順にいけば、すぐに正解の文字が現われます。
もう分かりましたか?
「帰依」の読み方の答えは・・・
正解は、「きえ」でした!
「帰依」というのは、実は仏教教護。
仏教において、「仏を進行し、教えを乞うて仏教の教えのままに生きること」を意味します。
具体的には、お釈迦さまと同じ修業をすることで悟りを開いで、成仏を目指すことが、「帰依する」ことだと言われています。
また、一般的には「神や仏、高僧など優れた人物を信じて従うこと・全面的に頼ること」という意味で使われます。
「彼は仏門に帰依するそうだ」
「科のお所は仏に帰依を誓った」
などという感じで聞いたこともあるのではないでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました!