「賓頭盧廻」を何と読みますか?
なかなか難しい漢字ですね。
とてもありがたいものですよ!
「賓頭盧廻」の読み方のヒントは?
1.「賓頭盧廻」をひらがなにすると7文字になります。
2.「賓頭盧廻」は、別名「お賓頭盧様」とも呼ばれます。
3.『散る紅葉払ひて願ふ御賓頭盧』菅野日出子
3.サンスクリット語では「ピンドーラ・バーラドヴァージャ」さんです。
正解は…
正解は「びんずるまわし」でした!
「賓頭盧廻」とは、毎年1月6日に長野県長野市の善光寺で行われる行事です。
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像を引き回し、参詣者は「福しゃもじ」で像に触れると無病息災で過ごせるのだそう。
賓頭盧尊者の像は、ツルツルで滑らかに光っています。
何故かというと、昔から「患部と同じところを撫でると病気が治る」といわれており、たくさんの人が撫でてきたから。
親しみを込めて「なでぼとけ」とも呼ばれますよ!
賓頭盧廻尊者は十六羅漢のひとりでしたが、非常に神通力が強いのをいいことに、力を弄んだせいでお釈迦様に叱責されたエピソードが残っています。
それだけ神通力が強いなら、きっと病気も治して下さる…と思わせるのかもしれません。
「賓頭盧廻」は、俳句で新年の季語です。