漢字読み講座

今日の難読漢字は……「跼む」「捥ぐ」「掏る」の3問です!すべて動詞ですよ!

今日の難読漢字は

「跼む」

「捥ぐ」

「掏る」

以上、3問です!

さあ、挑戦してみてください。

 

1つ目は「跼む」


「跼む」って何て読むかわかりますか?

やりすぎると腰痛の原因になったりします。

デスクワークが多い人は知らず知らずのうちにこの体勢になってしまっているかもしれません。

 

年をとるとだんだんと腰が真っすぐではなくなります。

このような体の状態を表す漢字です。

 

さて、なんと読むのでしょうか?

 

「跼む」の読み方のヒントは?

意味は国語辞典によると以下の2つがあります。

①折れ曲がる。多く、腰、手、足、指など体の部分についていう。また、身を低くしてしゃがむ。うずくまる。あるいは縮む。

 

②人目を盗んでうずくまり隠れる。物陰などに潜む。

 

出典:小学館『日本國語大辞典』

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「跼む」の読み方、正解は……

正解は……

 

「かがむ」

 

です!

 

「せくぐむ」

 

も正解です!

 

似ている言葉に「しゃがむ」がありますが、違いがわかりますか?

 

「かがむ」は腰を曲げている状態を表します。

膝を曲げているかどうかは関係ありません。

前屈姿勢を想像してみてください。

 

「しゃがむ」は、膝を曲げている状態を表す言葉です。

おしりが下がってるときに使います。

 

「まえかがみ」は使いますが「まえしゃがみ」とは言いません!

 

2つ目は「捥ぐ」


「捥ぐ」って何て読むかわかりますか?

(うで)という漢字に似ていますが、「腕」ではありません。

 

手へんがついていますので、「手」に関係した漢字のようですが……。

 

さて、何と読むのでしょうか?

 

「捥ぐ」の読み方のヒントは?

意味は「ねじってひっぱり取る」です。

 

「このリンゴは捥ぎたてです」

という場合に使います。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「捥ぐ」の読み方、正解は……

正解は……

 

「もぐ」

 

です。

 

「捥ぐ」と似たような意味で、「摘む」(つむ)がありますが少し違います。

「摘む」は「指などで挟んでとる」という意味があり、イチゴやお茶は「摘む」と表現します。

 

リンゴなどの実をとるときに、簡単にちぎれないものは「捥ぐ」と言います。

いちごなどひっぱったらすぐにとれてしまうものには「摘む」が使われています。

 

また「摘む」には「あまり大きくならないうちにとってしまう」という意味もありますので、「悪の芽が育つ前に摘む」といった使い方もあります。

 

「捥ぐ」は「無理やり、力づくで奪う」という意味で「警察が犯人の拳銃を捥ぎとる」というときも使います。

 

「捥ぐ」と「摘む」は力の入れかたによって使い分けができそうですね。

 

3つ目は「掏る」


「掏る」って何て読むかわかりますか?

 

気づかずにこれをされ「しまった!」「やられた!」と思うことがあるかもしれません。

 

外国に行った場合は特に注意しましょう。

 

さて、何と読むのでしょうか?

 

「掏る」の読み方のヒントは?

意味は「他人の持ち物や身に着けているものを素早く盗むこと」です。

 

ポケットに財布をいれていたら無くなっていた、なんて経験したことありますか?

リュックサックなど後ろにファスナーがついているバッグは気づかないうちにこれをされているかもしれません。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「掏る」の読み方、正解は……

正解は……

 

「する」

 

です。

 

電車で「掏られた」ことがあるという人も中にはいるのではないでしょうか?

 

スリは、被害にあっても気づかない人もいるのがやっかいです。

単純に自分が失くしてしまったかもしれないと思う人もいます。

掏られていることにすら気づいていない人もいるようです。

 

スリの被害に遭わない工夫をしましょう!

 

海外旅行中はリュックサックで移動するときは、前に抱えてください。

財布にはチェーンをつけましょう。

バッグを離して置いたりしたら危険です。

気を引き締めて行動しましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
yama-sa
佐賀県在住の佐賀をこよなく愛するライターです。