漢字読み講座

「瞋恚」って何て読む?「すいけい」と読んでしまいそうだけど正解は……?

「瞋恚

これ、何と読むかわかりますか?

 

見るからに難しい漢字で構成されているこの漢字。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「瞋恚」読み方のヒント!

 

「瞋恚」は、見た目も読み方も馴染みがないかもしれません。

もともとは仏教用語で、現在使われる意味も仏教用語が由来となっています。

漢字の構成から「すいけい」などと読みそうになりますが、不正解。

 

ヒントは「〇〇い」!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「瞋恚」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「しんい

です!

 

「瞋恚」は、

「強い怒り」「いきどおること」という意味の言葉です!

 

そもそもは「瞋」は、仏教においての煩悩のひとつ。

人間の諸悪や苦しみの根源のひとつとも考えられています。

 

特に強い怒りを表した言葉で、

自分の心に反するものに対して、怒り恨む言葉なのだとか。

自分の思うようにいかない人に対して、八つ当たりをしているような状態ですよね。

 

利己的な考えからの憤りなので、相手にぶつけてしまうのはNG。

怒りをコントロールする・滅することが悟りへの第一歩ですが、

現代社会を生きる上でも必要な心がけですよね。

 

ちょっと難しい言葉だからこそ、迷わず読めたらかっこいい「瞋恚」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク